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博士と助手シリーズ

休ませたい博士と助手の話

作者: 御厨カイト
掲載日:2021/12/25


「助手君よ、そろそろ休まないのか?」


僕と博士しかいない研究室では、今日は博士の少し心配そうな声が響く。


「うーん……、もうちょっとだけこの実験結果を纏めておきたいので。」


「昨日もそう言って、あんまり休んでいなかったじゃないか。」


「それはそうですけど、時間があるうちに纏めておかないと後で地獄を見ますからね。」


「確かにそうなんだが……、少しは昼寝でもしたらどうだ?何だったら膝枕でもか、」


「いや別に大丈夫ですよ。心配してくれてありがとうございます。」


「そ、そうか……、分かった……。」


そうして、博士は少しシュンとした顔でキッチンへと向かった。


うん?何をするつもりなんだろう?

そう思って、少し博士の行動を眺めていると。


……あれって、前に作った睡眠薬じゃね。

それを、コーヒーに入れて、こっちに向かってくる……。


「助手君よ、コーヒーを淹れたぞ。これを飲んで、頑張ってくれ。」


「……」


……そこまでして休んで欲しいのか。

はぁ、仕方がない、休むか。


「……1時間ぐらい仮眠を取りましょうかね。」


「おっ、本当か!それじゃあ、私の膝枕でも使うかい?」


「……お願いします。」


「うふふ、分かった、それじゃあ、そこのソファで寝ようじゃないか。」


僕たちはソファに移動する。

そして、博士は自分の膝をポンポンと叩く。


「ほら、おいで。」


「……失礼します。」


僕はその博士の膝に頭をのせる。


「どうだい、ゆっくり休めそうかい?」


「はい、ありがとうございます。」


「なぁに、礼には及ばんさ。それじゃあ、おやすみ。」


「おやすみなさい。」


そうして、僕は博士の膝で少しの間、幸せな睡眠を体感するのだった。


皆さんこんにちわ 御厨カイトです。

今回は「休ませたい博士と助手の話」を読んでいただきありがとうございます。


読んで「面白い」とか思っていただけたら、感想とか評価のほどよろしくお願いいたします。

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