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第二項 登場人物紹介:ネタにされた人々(六)

〇リウィア(BC58-AD29)

<名前>

 Livia Drusilla(Julia Augusta)

 リウィア・ドゥルシッラ。後にユリウス一門に入り、ユリア・アウグスタと改名。

<こんな人>

 リウィウス・ドゥルーススの娘なので、最初リウィア・ドゥルシッラと名乗り、アウグストゥスの死後にはユリウス一門の養女となってユリア・アウグスタを名乗った。若くしてクラウディウス・ネロと結婚して第一子ティベリウスを生んだ。その後、ネロがアウグストゥスと敵対したために夫に従って諸国を放浪する。第二子ドゥルーススを妊娠中の彼女にアウグストゥスが惚れ込み、夫に直談判して妻を譲らせたほどの美貌の持ち主。中々激しい気性の持ち主と見え、息子のティベリウスとはしばしば軋轢を起こしている。

<私見・偏見>

 ティベリウスを悩ませた女妖怪「その1」。


〇アグリッピナ(BC14頃-AD33)

<名前>

 Vipsania Agrippina

 大アグリッピナ

<こんな人>

 父はアグリッパ将軍、母はアウグストゥスの娘ユリア。ティベリウスの甥ゲルマニクスと結婚、彼との間に九人の子をもうけた。その中にティベリウスの次の皇帝カリグラ、暴君ネロの母で、夫クラウディウス帝を毒殺した小アグリッピナがいる。

<私見・偏見>

 ティベリウスを悩ませた女妖怪「その二」。


〇ネルウァ

<名前>

 Marcus Cocceius Nerva

 マルクス・コッケイウス・ネルウァ

<こんな人>

 法律学者としても評価の高かった元老院議員。ローマ史をかじったことのある人なら、何だか聞き覚えのある名前だと思ったかもしれない。五賢帝として知られる皇帝たちの一人目、ネルウァ帝は、彼の孫である。


 わたしはあなたが怪物になって、次々と人を殺してゆくのを見た。ローマの高貴な人々を。実直な年寄りは、時に将来を見通すものです。わたしは心の底から、忌まわしい過去からも、来るべき忌まわしい未来からも、逃れたいと願っているのです。


―――映画『カリギュラ』より、コッケイウス・ネルウァの台詞


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