第五項 地図及び系図 「小説 ティベリウス」参考資料(一)
『小説 ティベリウス』の登場人物系図と関連地図。本編完結後は巻末に参考文献と共に挙げ直したいと思うが、「小説家になろう」の仕様上、「作品情報」に上げることは出来ないようだし、かといって冒頭に上げるのも興ざめなので、便宜上こちらにアップする。(他に何かいい方法があればアドバイス頂ければ幸いです)
【登場人物系図】
四代目皇帝クラウディウスまで。ティベリウスを中心に書いています。本編に関係しない人物は省略しておりますので、その旨ご了承下さい。(以下、本編より転載)
〇ティベリウス・クラウディウス・ネロ(BC42-AD37、在位AD14-37)
後の二代目皇帝。ローマ屈指の名門貴族、クラウディウス一門の出身。有能だが誇り高く閉鎖的と言われる。
〇アウグストゥス(BC63-AD14、在位:BC27-AD14)
帝政ローマ初代皇帝。ティベリウスの母リウィアを妻に迎えた。大叔父ユリウス・カエサルに見いだされ、その後継者となった。パクス・ロマーナの立役者。
〇リウィア・ドゥルシッラ(BC58-AD29)
ティベリウスの母。その美貌でアウグストゥスを虜にし、長男ティベリウス、懐妊していたドゥルーススと共にその妻となった。
〇大ドゥルースス(BC38-9)
ドゥルースス・クラウディウス・ネロ。ティベリウスの実弟で四歳違い。ゲルマニアで不慮の死を遂げる。享年29歳。
〇小ドゥルースス(BC13?-AD23)
フルネームは大ドゥルーススと同じ。ティベリウスの最初の妻、ウィプサーニアとの間の子供で、唯一の実子。ウィプサーニアはアウグストゥスの親友、将軍アグリッパの娘。
〇アントニア(BC36-AD39)
アウグストゥスの姉オクタヴィアと、アウグストゥスの政敵アントニウスとの間に生まれる。大ドゥルーススの妻となる。ティベリウスが唯一心を許せる女性。
〇ゲルマニクス(BC15-AD19)
アントニアの長男で、小ドゥルーススとは兄弟同然に育つ。快活な美男で、皆のアイドル的な存在。




