民間薬草辞典
DO.500
独立学術都市ドルテガ植物性薬学森林探索専攻
櫟 団栗ゼミ所属 ジョルジュ ハレー
民間で使用される基本的に雑草と言われる薬草について
モリシラバナ
キク目キク科モリシラナバナ属モリシラバナ種
10cm〜35cm 一年草
11〜1月
広く薬草と言われ実際に薬品に使用されている、薬草の一つ。根をすりつぶした際出てくる白濁した液体が殺菌能力と低濃度のエーテルを含んでおり、応急処置や回復力促進魔術、回復魔法を利用する際の補助を担うことができる。また、食用にも向いており、雑味を何らかの方法で抜けば、漬ければコリコリとした食感は酒のつまみに非常に合い、茹でればホロホロと口の中でほどけて腹の足しにもなる。雑草の一種としても扱われるため商品価値は非常に低い。ただし、動物性毒素が体内に混入している時は間違っても口にしないように。毒の効果を助長してより素早く死にます。
ドクダメ
コショウ目ドクダミ科ドクダメ属ドクダメ種
丈20cm~30cm 横30cm~1m以上 多年草
5〜7月
広く食中毒や、動物性毒素を取り込んだ際に利用される薬草の一つ。その葉は、生薬としても漢方としても勝手がよく効果のほども少し変わってくる。ただし、熱を通して臭気を軽減しなければ、魔獣でもその場から立ち去るほどの悪臭を発し一日は臭気が取れない。食用する際は衣をまぶして油で揚げたり、湯に通して和え物に加えたりと多様に使い方がある。ただし、植物性毒素を取り込んだ際には、腹の足しにはなる。
マンドラゴラ
アブラナ目アブラナ科大根属マドコンドラ種
10cm〜15cm 多年草
3〜4月
これは魔獣の類であることを言及しておこう。マンドラゴラは、地中にねざす植物の一つで特定の植物の種に処理を施すと、人工的に生成可能である。地中では常にエーテルを吸い上げており抜かれる際に抜かれるまでに溜め込んだ、エーテルを利用し石化魔法を行使する。しかし、石化魔法を行使した根は非常に効果的な破呪浸透薬の素材となる。また、マンドラゴラに魔法を使わせないことで非常に濃密なエーテルを摂取することもできる。ただし、魔人、魔法使い、エルフ等の一部亜人以外が摂取すると、魔力中毒症を引き起こすので注意が必要。
ゲッコウカ
ナデシコ目サボテン科クジャサボテン属ゲッコウカ種
1m~3m 多年草
11~1月
満月の夜に花開き、花自体に様々な効能が存在する薬草の一種である。ゲッコウカは、年に1~2回花開く果肉植物。満月の夜に十分な月光を浴びたゲッコウカは高濃度エーテルを宿し固形エーテルよりも利用しやすい、エーテル媒体の一つである。しかし、薬用として利用するには、高濃度エーテルを寄せ餌に寄ってきた竜種に受粉の手伝いをさせた後に花を回収すれば、魔力中毒症を治すのに利用できる。また、高濃度エーテルを宿した状態の花ならば酒のを作ることに優れており
薬草って意外と多いよね、ゼンマイとかぺんぺん草とか