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ニチジョウデハナイ的ニチジョウ

中にはいると

そこには堆く積まれ

何が、積んでいるのか分からないが

布がかけられていた

その中を老人があるいていく

「・・・これだよ」

不意に老人がそう言って、持っていた杖で奥を突き刺すように示した

そこにあったのは

まるでステージに設置させれた

テレビパネルのような

馬鹿でかいものであったが

問題は

それがブラウン管という事だろう

しかし

良くこれだけでかい

真空管を作ったものだ

間違いなくすべて特注だとすると

もう、値段は恐ろしい化け物だろう

「ギーーーーー」

私は立ち尽くしていると

何か音が聞こえた

それはまるで


建物がうなり声をあげてたおれるかのような

私はそれが何なのか

震える空気を肌で感じながら

当たりを見渡した

すると

渡しはとんでもないものを目にした

私の立っている

真後ろに

ピエロが居た

それもふつうの格好ではない

サラリーマンのような

そんな格好なのだ

しかし

その顔は

白いおしろいに

赤い鼻

目のしたには

一方は星で

もう一方は

涙のような滴が書き込まれている

しかし

その下にあるのは

サラリーマンの

それなのだ

私はそれを見ていた

置物

そんなことも頭をよぎるが

その男であろうピエロは

こちらにあるきだした

そしてそこでもう一つ気が付いたことがあった

このピエロ

頭が黒いのである

それは頭というよりかは

紙という言い方が正しいのかも知れないが

普通なら

赤いパーマのような髪型をしているはずなのに

それは

ポマードでもつけられたかのような

決まった髪型をしていた

「・・・・・」

私はそれを見たとき

涙や汗で崩れた

おばさんメイクを連想させた

それは、実に

気持ち悪い取り合わせであり

少なくとも

異色とかではない

もてはやされないものである

それは、まるで機械仕掛けにしたら、こんな風に動くのではないかと

思わせるような、動きで

私の方へと

さらに近づく

「・・・あっああ・・あのお」

私はあの老人を捜した

物には物のプロが居る

宮大工には

一件の神社だけを修理するための者が居るように

この件には

この件だけのプロが居るはずだ

私は先ほど

電波と見間違えるような

そんなことを言っていた老人を捜す

しかし

老人は倒れていた

それはとても普通の殺人現場では出くわさないような

(二時間サスペンス及びそれに類する殺人)

倒れ方をしていた

お尻を上に突き出して

山折りに倒れていた

私はそれをどうすることも出来ないまま

見ている

場所はちょうど

巨大ブラウン管の真下である

「・・・・っえ・・」

私は打開策がないまま

ずるずると

後ろに後退するが

しかし、ながら

それよりも幾分も早く

マネキンピエロサラリーマンが

こちらへと向かってきた

「・・・・」

私はもう、はしることにした

熊におそわれたら後ろ向きにだろうと

なんだろうと

走るな

と聞く

それが十メートルいないならまだしも

それ以内であれば

それはバトルフィールドが結成されたようなもの

こちらも、相手をやる気で戦わなければ

勝機はない・・いや、生気か

どちらにしても

私はあいてがくまではないとかではなく

とにかく逃げることを選択して

駆けだしていた

少なくとも死んだ振りは選択肢には最初から無い

いや、熊でもない

だいたい、死んだ振りをすれば生き残るなど

誰が言い出したのだろう

もはやこれは

都市伝説の分類だ

そんなことを考えたのは

単なる現実逃避か

それとも

普段使わない脳を使ったが故の

バグと言うべきか

私は、逃げる場所を探すべき走る

この山のようにうず高く積まれ

もはやちょっとした建物のようになっている物に

登ろうかとも思えたが

追いつめられそうな気がして

出口に向かうことにした

そしてそれは、後ろから、はしれば走るほど

不気味なほどに、足音のしない者が

猛スピードで迫ったが故の結論でもある

私は急いで走る

後ろからあの妙な者が駆けている

私は辺り構わず

おいてある物をけ飛ばして道を妨害しようとしたが

あいては

それを音もなくジャンプというよりかは

まるで、その物体の上をなぞるかのように

通過して私に迫る

私は無我夢中で、出口があった場所に駆ける

しかし、それはそれより早く、私に追いついた

私は、ただ為すすべもなく

突然前方に現れた奴に

電信柱にぶつかるような

感覚を覚えながら

衝突した

「・・・・・・」

それは無言でこちらを見ていた

しかし、その眼球があるはずの所にある目は

無いも同然の瞳で

こちらを見ている

「・・な・・なに」

私はそんな言葉がのどから漏れる

しかし

それはそんなことが聞こえないとでも言うように

私の方へと顔を近づける

「待てーーー」

それはそんなときだった

私の方にそのひどく冷たい物が感覚的につかんだと分かったとき

後ろから老人とは思えないような

そんな声を張り上げて

先ほどの人物が

走ってくるのを感じる

「・・・これでどうだ」

後ろを振り返る老人が持っていたのは

どうやら、コードのようで

その電源を、今コンセントへと刺そうとしていた

しかし

私はそのコードの行き先を目にしたとき

それは、所謂、発電器という代物のようなものであることに気が付いた

「何をするんですか」

私の肩にもう一つの手が加わっていたが

私はかまわず言う

何かとんでもないようなことが起ころうとしていたら

もしかしたら

こいつよりも

そちらの方が危険かも知れないと思ったからだ

「・・・君は電気を帯びている

ならば、電気をショートさせて

もっとでかい電気を作り出す」

「あのテレビじゃ」

「あれは無理だ、あんたの力は、どうやらあれよりもでかいらしい

そのせいで、幽霊が出てくるばかりか

よりお前さんに危害を加えやすくなった」

「何やってるんですか」

「・・・・こっちが聞きたいくらいだよ、こんな事はじめてだ

そうだろ、私は、超能力者なんて

TVの中のような存在は、である事なんて無いと思っていた

それがあるんだから、世の中という物は

下に分からない」

「そんなこと言ってないで、どうなるんですか」

「もうそろそろ電磁爆発が」

爆風が響いた

私はすぐその後に

物凄い音が鼓膜をやぶらんかのように

辺りをふるわせ

ビルのような物をなぎ倒していくのを

ただ呆然と見ていたが

「今だ」

老人はようやく聞こえるくらいの声を

大声で爆音とどろく中で叫ぶと

私の手をつかんだ

そう言えば、あれは

私は奴を見た

すると

それは、まるで、電波が悪いテレビのように

ひび割れたような映像のように

そこにはいるが

今にもぶっこわれそうな状況下で

こちらに、迫まってきていた

「っな」

私はそれをよけて走るが

それは最後の力を振り絞るかのように

こちらにジャンプしてきた

それの足という物が

分解されるように

辺りに散らばり奥の方へと消えていく

目の前にそれが迫っていた

手足が消え始める

老人が私の手を引っ張って外に出ようとする

私はそれを後ろ手に見ているが

不意に

何か首が重いのに気が付く

「・・・」

私はそこで

ピエロが

首だけの状況で

私のパーカーに、食らいついているのを見た

「げ」

私はそれを、振り払おうとするも

それは私の意志に反して

揺れるパーカーが邪魔になり取れない

「あーーーーー」

いきなり世界が明るくなる

私はそこでようやく

外に出られたのに気が付く

「何なのよ」

私はそれを両手でつかんで放そうとした

「どうした」

老人がそう言って

こちらを見て

息を漏らすのが聞こえた

「何やっている」

こっちが聞きいたいくらいだ

「・・・・・」

私は賢明にそれをとろうとするが

取ろうとすればするほど

体が揺れて

その反動で

パーカーも揺れて

その反動で

奴も揺れる

「なんなの」

私は、いつこいつが、噛みつきやしないかと

冷や冷やとそれを見ていた

「おいおい・・それじゃあ取れるものもとれ無いぞ」

老人は、そう言って背後に回るが

何が、当たる音がして

「ブヘ」と

老人が倒れる音がした

どうやらくびだけピエロがぶつかったようだ

「何が目的なの」

私はそう言うが

それは答えない

たぶん口がふさがっているからに違いはないが

「なんか言いなさいよ」

私はようやく奴の頭をつかむ

しかし

ポマードで、滑る

「・・・・うがーーー」

耐えきれなくなり

殴り飛ばそうとするも

全く効果はなく

それどころか

首自身が

勢いをつけて

揺れることで

当たらない

「・・動くな」

老人が背後でそんなことを言う

死んでは、いなかったようだ

「しかし、おかしい」

老人は言う

「なにがよ」

私は怒鳴った

「どうしてこいつは今現在実体を保っているのだ」

「それはさっきあんたが爆破したからじゃ」

「・・うーーん、それもあるかもしれんが、もう場所が遠い

それに電気が漏れないように

あそこは、普通より

密閉な構造になっている」

「・・・そう言うこともあるんじゃない

電気をため込んでいるとか」

老人はおもむろに

黒い箱のようなっものを取り出し

何かのぞくところがあるのか

それに目を当てる

「・・・何か見えるの」

私は老人を見た

「・・・っな」

「どうしたの」

「・・・そんなことって・・」

「・・・何」

私を見て何か言う奴をみる

「異常電気が、あなたから放出している」

「異常電気」

「ええ、良く火の玉や、心霊写真、わずかですがブラウン管テレビなど

あとは、原因不明の失光現象」

「何その、失光・・って」

「原因不明の停電現象です」

「・・・それじゃあ、今私はそのよく分からない物がさっきので蓄電されて、それのせいでこいつはまだ実体が」

「実体はその通りですが、これは、蓄電ではなく

あなたが今現在進行形で

放電しているんです・・あり得ない・・あなたもしかして未来のロボッ・・」

「そんなわけ無いでしょ」

現に私は多少の負傷をしているが

そこからは、赤い液体が流れている

もしこれが赤いオイルだと言われたら

どうしようもないが

「しかし、不思議だ」

「そんなことより、これをどうにか、出来ないんですか」

「・・・テレビよりも強大な、電気を放っているので

そちらに吸収するのは・・・それが収まるまで」

「・・・そんな・・こいつが襲ってきたら」

「・・・・・・・・」

無言という恐怖

「どうするの」

「とりあえず、どこかでお昼にしませんか」

もう辺りは夕日が沈もうとしていた

「・・・・・こんな格好で」

「わたしはしりませんが、都会と言うものでは

良く奇抜な物を見ます、それに比べれば、あなたなどまだ安全圏内では」

「・・・・眼科に、行ったった方が」

「・・・ちょっと止まってください、一応取ってみます」

老人はそう言うと

こちらに手をさしのべ

背後で何かをした

しかし

「やっぱり無理ですね」

そう言う

「なんで」

「・・・いや、実体がないんです」

「・・・・」

「辛うじてあなたのフードの噛みついては居ますが

それもあくまで、あなたから離れないようにと

映像的にそうなっているだけで

もう、いつきえてもおかしくない状況なんです」

「・・・本当ですか」

「・・・たぶん」

かなりの不安要素を残したまま

私たちは

あの倉庫から

30分ほどで付いた

「デロリアンハン☆バーガー」に、いた

ちなみに老人は、そのとき名乗ったのであるが

「わたしは、照錦 道理と言います」

さらに、ちなみになのであるが

彼が注文したのは

アボカドチキン唐揚げバーガー

Bセットで

わたしは

激辛ホットブラックサンダーレッド豚焼きサンド

Zセット+アボカドベニーパイである

「しかし消えませんね」

老人は、小綺麗に食しながら言う

「・・なんで」

わたしは言う

いつの間にかタメ口に変更されていたのは

なぜだろう

「・・・さっき思ったのですが・・・奴は、ピエロだから喋れないんですかね」

更に更に、ちなみになのだが

ここに客はほとんどいない

「・・・・ソウデスカ」

わたしは棒読みで答えた

だからどうなるというのかの

だからになる

「・・・しかしながら、あなたもおもしろいかただ

怒ると、異常失光するなんて、まるで、ラムちゃんのようだ」

「・・あれは放電でしょ」

「いや、ある意味では、同じです

種類の違う物を放電しているのですから」

「ちなみにあなたはそれをどうやって調べたんですか」

「家のじいちゃんが・・・あっちの世界に連れて行かれたんです」

「っえ」

「数日後に

家の壁から

手が生えたんです」

「・・・」

「それで急いで探すと

屋根裏の柱とか

庭の気のみきとか・・・」

「それって」

「どう見てもそれはあえていると表現するしかなかった

そして、前々から、わたしはおじいちゃんの研究につきあっていた

だから分かるんです、それが霊の仕業だと」

「それじゃあ、手前事だけど・・後ろのこれは」

「・・・よく分からないんです・・・普通は、意志のない

まるで神のような存在なんです

気まぐれでありながら

そこには絶対的なルールが存在する

そうですね、ホウジロザメの居るプールに突き落とされていきて帰れるか

みたいな物より

しびやかと

思う

しかし、その背中にいるのは、どうも違う」

「・・どこが」

「それが分かれば苦労はしないんだが」

「・・スースースダララッタ」

「っえ・・知ってるの」

「・・・・・・それで何の話でしたっけ」

「・・・・・だいぶ弱まっているんだけど

一つの仮説から言えば

君が怒ると、それは活発に活動するのではないか・・

いや、現実化するのではないか・・とわたしは思う」

「それじゃあ笑えばいいと」

「・・・・そこがまだ分からない

しかし、あの倉庫で君を見たときよりかは

だいぶ数値が下がっている

と言うかあのときは異常だった

君は見ていなかったかも知れないけど

あの辺り

かなり巨大な物も含めて

大いに、賑わっていた」

「何でわたしには見えなかったんですか」

「・・いや、きが付かなかったんだろう・・・それか」

「それか」

「そいつがいたせいで見えなかったのかも知れない」

「・・・これのせいで」

わたしは見えない後ろを

顎でしゃくるように振り返る

「ええ、まあ悪魔で仮説です」

「それじゃあ、こいつが守っていると」

「さあ、一眼には言えないところです・・・・ちなみにわたしは守護霊という物を見たことがないの信じてませんが」

「あなたが信じる物のさがわから無いです・・・ちなみに、ロズウェル事件は、信じますか」

「信じて・・・ません」

「なぜに溜めたのです」

「・・・いえ、おもしろいことをしてあなたが心を落ち着けるのでしたら

私としても面白そうなので、こういう事は」

「結構です、それにやるなら真剣にお願いします」

「そうですか・・・しかしこれからどうします」

「・・・・っあ」

私はそこで、改めて時計を見た

すると、15分前に

バスが出ていることに気が付く

「不味いです」

「・・・・どうします、ホテルでもとりますか」

「・・・・・ええ、安いとこ知ってますか」

「・・・家に泊まりますか、狭いですけど」

「出来れば」

「それじゃあチケットを取って・・・良い日日って、何時です」

「・・・・・それなんですけど、この後ろにあるものって、

取れないですかね」

「・・・まあ、そのうち取れるでしょ、あなたが平常心を得れば

まだそこんところは不明りょですが・・・・明日にしますか」

「・・・・・・ええ、お願いします」

「ちなみにご自宅は」

「長野です・・場所は・・」

そんなことをしている家に

時間はトクトクと流れ

私は老人の家に一泊した後に

カラスかあと鳴いて

目を覚ました

「・・・・それでなんですが・・・何でまだいるんですか」

「さあ・・・あなたの平常という物が、ここにきたときに一度見させていただいた時を、普通とすれば・・・もうそれと同等

いや、それ以下と言っても良いのです・・・どうしてでしょ」

「・・・・・・・・・・・・そう言われても」

「まあ、こういうのもなんですけど・・・ぴょんきちみたいで良いじゃないですが」

「どこがですかどこが」

昨日、私は、着てきた服を脱いだとき

驚くことに

奴は、空中にいた

服にそのまま付いて聞けばいい物を

空中にいた

あの帽子があったであろう場所に

「あんた何なの」

私はそう言うが

それはまるで眠ったかのように

目を閉じていた

「あんた」

わたしは、恐る恐る、それに手を伸ばした

日頃の柔軟を怠ったがため

かなりのきつい姿勢である

私はようやく奴の頬をさわる

すると奴は平然と目をつぶり

口を開き

「止めれい」

と言った

しゃべった

「・・あんた喋れるの」

「わしは、喋ることが出来る、なぜか分かるか、口がつき

喉があり

その振動により

外に出すことが出来る

そんなことも分からんとは

そんな物ちょんぎって

捨ててしまえ

あほんだらぁーー」

なぜに怒鳴られねばならないのか

「・・・・・・あんた何もんなの」

「・・・まずは自分からなのらんかい、無礼者」

「・・・・・酸漿 美玲」

「・・・そんなことは知っている」

なら聞くな

「それじゃあ、何を聞きたいの」

「お前は、れいぎっちゅうもんをしらんのか、小娘、おむすび、桜ん坊」

「・・・・・・・あなたこそ言葉使いが、なってません、こっこの、お下劣ピエロ」

「何がお下劣だ・・・・そんなこというと、お前を守ってやらんからな」

「ほう、何時守ったというのだ、何時、っえ、あのときだって私を襲おうとしたじゃないか」

「あれは、お前を食おうとしたのだ」

「まあ、ほら本性を出したな悪列批評悪霊ピエロ

私を、犯すなど」

「何・・・お前を食おうとしたのだ・・所謂食人カンバニズム」

「私そう言う、アンダーグラウンドな人とは」

「知ってるじゃねえか」

「さあ、悪霊の言うこと訳分からない

私娑婆の人間

そんな人とは」

「・・・ほう、俺を人というか」

「・・・・・あんたこそ、わしだとか、俺だとか

どっちかにしたらどうなの」

「お前は、自分のことを、私だけしか言わないか

自分とか言うのではないか」

「・・・・・・・・・・・・・・・・で」

「でとは何だ、でとは、お前を守るため、平穏無事な

暗黒世界から

混沌に吹きすさぶ、こんなへぼい世界にやってきたのだ

こんな下劣で劣悪な、世界を作った、あいつのものなど

入るだけで二度は血反吐を吐いて死ぬってものだ」

「血が出るんだ・・・・」

「やめろ、どこからだしたか知らないが

カッターをどけろ」

「・・・幽霊でしょ・・出るわけ無いじゃん」

「なぜにお前が決める小娘、二度と守ってやらないからな」

「さっきは、私を強姦するとか」

「違う、食うと言ったのだ」

「同じ事で・・」

「違う、お前を食らい、別の世界へと魂を転成させようとしていたのだよ」

「何その電波的昼二病設定・・・マジいたい」

「・・・・なんだその、中学二年の病気とは」

「・・・・・それであんたは何なの」

「こんな下劣な世界から救いに来た、スーパーマンとも言える・・」

私は言葉を遮り

「分かりやすく言うと」

「・・・仏と言うべきか」

「・・・うむ分かりやすい」

不意に横に老人が現れた

「そうだろう、残り寿命三十年の老人よ」

「・・・・・あなたはどちら様なのですか」

「先になのらんかい、ろうじん」

「これは、失敬、私は、照錦 道理、てるは・・・」

「そんなことは良い、お前が知りたいことを放すのは面倒だ

どうせ話すなら二人一緒に話そう

先ず何が聞きたい」

私が手を挙げる

「お前」

「美玲です」

「酸漿」

「・・・あなたは何でここにいるの」

「・・・・・・・知らん」

「知らん」

私は口に悪態を出して言う

「わしの世界から

気がつくと

ここにいた

そしてお前がテレビからこちらを見ていた

だからお前のことを呼ぼうとしたら

お前はどこかに行ってしまったのだ

それからお前との通信は不能となり

今日までここにいるわけだ」

「・・・・それじゃあ、何で私を、あんたの世界に」

「そんなことはどうでも良い、この世界は、いずれ、別のものに消去される、こんんが下劣な世界、それは時間の問題だろう」

「誰に」

「お前等で言う、神と言うものか

お前等の世界は最初から破綻している

そしてそれを未だに、続けられるのは

幸運以外の何者でもない

それはこの星に意識があり

周りの神から自分が見えないようにしているからだ」

「・・・それじゃあなんであんたは」

「しらん、気がついたら俺はここにいた

きっと、時空移動の途中に、ここに繋がったのだろう

なにせ、ここは異常だと言える

そんなものが時空列に紛れ込み

わしの時間に干渉したがために

ここに紛れ込んだ

まるで、高等な考えは

原始に破壊されるようなものだ」

「・・・・・でも何で私を連れていこうと」

「だから、魂だけをこちらからあちらに転送させるためには

肉体は無理なのだ」

「いやそう言う事じゃなくて

何で私を連れていこうとするの」

「こんな下劣な世界にいたいか

苦しむことを楽しむものが作った世界に

本来なら、誰も苦しむことな

穏やかに過ごすことが

一番だ

それは皆が認める決定事項だ

しかし

ここは違う

苦しみを楽しむために作られた世界

そう、禁止ワードのような世界だよ」

老人が口を挟む

「つまり、傍観者が、死刑を楽しむようなものですか」

「・・・そんなところだな」

「でも、それじゃあ、今まで観測された幽霊は」

「大部分は、わしのように

紛れ込んででれないもの

または、この星を乗っ取ろうとする者の因子だろう」

「因子とは」

と老人

「その神の国のものだ」

「・・・・つまり分かっていると」

「まあな、それがどこかは、分からなかったが

どこかにあることだけは前々から知っていることだ

しかし

どこか分からないから

辺りめっぽう

その因子をとばし

様々な実験をして

その因果に入ろうとしたわけだ」

「ちなみにここからはどうやってでるおつもりで」

「簡単だ、この世界を滅ぼすか

または、この世界が滅ぼされる、または滅びるまでを待てばいい」

「そんなバカな」

私が言うが

「馬鹿ではない、まあ、それも時間の問題だ

過去にこの地球に落ちたものが、その事実を述べたものが多い」

「まさか」

私の頭の中に

予言と言う

言葉がぐるぐると

脳内軌道上を

円舟する

「どうすればいいの」

「さあな、お前もどうせおれと縁があった身だ

つれてってやろう、混沌と整頓された

漆黒が包む

美しい闇夜のような静かな世界を」

「あの、私はどうなるんでしょうか」

老人が言う

「・・・・・・無理だ」

「なぜ」

「たまたまこいつとは波長が合う・・と言うか

波長がある

この波長は、まるで磁石のようなとっかかりで

それがないと、この世界から連れ出すとき

わしの力ではすべりおとしてしまう

そうなれば、何にもなれないものとなり、何もないものをさまようことになる・・それはだめだろう」

「・・・そうですか・・私は死ぬしかない運命だと」

「・・・いや、死ねばまた新しい世界でいきることも出来よう

そうさな、お前等で言う、即真仏とでも言うべきか」

「・・・・・死んで、仏になると」

「まあ、今よりも悪いことではあるまい」

「なら何で私を連れていくのよ」

「・・・・聞きたいか」

「・・・・」

「お前と俺は縁が出来た、だから、お前から俺は離れることが出来ないのだ」

「ストーカーじゃん」

「違う」

「ヤンデレ」

「もっと違う」

「じゃあストーカーなんだ」

「・・・・・お前の心の一部が

俺を巻き込んでしまったせいで

お前は体に霊力とも取れるものを宿し

俺はお前から離れられなっくなった」

「・・レイリョク」

「・・・・・まあ、あの世のものを、見れるくらいだが・・あと、お前を怖がらせないように、このよい外の物体は、見えないようにした」

「・・・・・・・・・・・・・私こっちに残りたいっていったら」

「お前を食うだろう」

「・・・・そのやみっていうのは、そんなにも良いものなのですか・・・ええと」

「わしは、デロシと言う」

「デロシさん世界とはそれほどまでに良いところなのですか」

「・・・うむ」

「私は行きたくありません」

「そうは言っても、

わしがこの星がなくなるとき

闇の世界へと、連れ戻される」

「かぐや姫か・・と言うか、何なんですか、デロシって」

「君たちの世界では発音できない」

「X星人ですか・・おじいさん、このはなししんじるのやめましょう

きっと、わるもんですよ」

「なぜそれを」

「図星ですか」

「・・まあ冗談はおいといて・・・どうする、美玲」

「名前で呼ばないでください」

「・・・・どっちにしろ、お前は家に帰るのだろう」

「ええ」

「それならそろそろ準備をした方がいいだろう、時間はあとに時間だ」

そう言って時計を示した

十二時三十分

いつの間にかというか、かなり寝てしまったのだろう

「っあ・・すまん、どうも夜は起きているもので

時間が人よりズレているんだ」

老人はそう言ったが

それよりもあのピエロ

たしかデロシとかいったか

その方が気になっている

「おじいさんはどうするんですか」

「さあ、もう少し話が聞きたいが

これ以上聞いても

私には、分かりそうもない

それに本当であれば、私はもうすぐ死ぬらしい」

「でもさっき、寿命は、あと三十年って」

「・・・こういうのもなんだけど、私は実は、過去から来たのだよ」

「またまた」

「いや、生まれつき、時間移動が出来た

と言っても物心ついた頃か

わたしは、死ぬほど面白いことがあると

三十年、未来に行き

しぬほどつらいことがあると

三十年過去に行く

もしかして、最近死ぬとなったら

そのとき

もしかしたら、過去に行くのかもしれない」

「でもそれじゃあおじいさんの家族は・・嘘」

「いや、戦時中、幽霊の研究がされていた

その所長が、家のじいちゃんだったんだ

だから、今の時代にはもういない」

「・・・・・」

「車で送るよ」

老人の言葉に甘えて

私はその来るまで

新宿駅の近くに降りた

そこからはバスで家に向かう

「・・・しかし面白いものがあるものだと僕は思うよ」

「ええ、・・・」

「俺はこの世界が面白いとは思わん

次々に何かを求め

その醜さをさらすことを何とも思わない

それどころか

苦しみという肉塊に

わざわざ食らいつこうとする

昆虫にしか見えん」

「あんたの世界はどうなのよ」

「それはお前等の世界の言葉でへ無理だ

この世界は、どんな言葉でも嘘になるようになっている

それではとても無理だろう」

「そうですか・・・でも作った奴は誰なのよ」

「・・それが分からないんだ、もしかしたら、誰かが捨てた星が

意志を持ったのかもしれない」

「・・・・・・」

「まあ、それじゃあな」

ピエロはそう言って目を閉じた

「・・ありがとうございます」

私はその老人に言う

「ああ、なかなか興味ものを見せてもらったよ」

かくして私は到着したバスに乗り込んだのが

十四時三十分のことである

そのあと、世界が滅ぶのが

三十分後であるが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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