【プロットタイプ】一歩兵の駒として
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。
注意事項2
人は生まれながらに公平ではない。
普段何でもない顔してる奴ほど気を配らなばならない。なんて事はよく聞くが、そんな相手に『無理するな』と言っても碌に聞く耳を持たないのである。
乱高下する日常さえ、乗りこなす事が、まるで宿命だと言うように。
異動がある。一度戻る場所にメールを送った。けれども返事がない。進捗が掴めない。そうなると、高速回転で不安をぶん回しに掛かる。
顔合わせで了承貰っても、破談になったことがあった。上手くいったと思っても一ヶ月でダメになった事もあった。上手く取り入っても良いように利用される事もあった。
私を駒として扱っていて、過去の病態なんて二の次なんて、そんなのは私が一番分かっている。分かっているが、だからと言って不安感が消滅する訳では無いのである。
動悸、息切れはない。ただ猛烈に疲れ果てている。動き出すのに凡そ十秒。過度な不安感から来る、急性ストレス反応と見た。
そうして結局、結局、結局……。
家に帰ると鏡花が床に倒れ伏していた。長い髪が扇を描きピクリとも動かない。
先週頭痛がしていた。丸一日寝ていることもあった。回復したと思ったら、また体調を崩す。『安定』という言葉から離れたところにいる。其れはある意味。
「おかえり」
「あぁ」
思いの外声は荒だっていなかった。過度に不安がってもいない様であった。ただ何処か覇気のない瞳は、今この現状に強い恨みを持っている事は分かった。
「人には天命があるって言うじゃない? 産まれた時から、転機は全て決まっていて、その通りになるって。じゃあ私はただの駒の様に過ごすだけの一歩兵なのかな。
あぁまずいな……歩兵だったからもっと楽だったのかも知れないけど」
そう言っておずおずと手を伸ばす。俺の身体に向かって。まるで抱き着くように。
警戒して身体を強ばらせると、鏡花はこう言った。
「何度抱き締めたいと思ったか。何度支えが欲しいと思ったか」
「……」
人は生まれながらに公平ではない。
才能しかり、立場しかり、運しかり。
余りにも不公平だ。
幼少期の頃から、不安な事ってあるじゃないすか。
夏休みの宿題終わらなかったら、
ちょっとズルした(回答写させて提出した)
発表会緊張する。
とか、そう言うの。
あれ起きる度に、自殺しようと思ってて。
不安感が続くくらいなら、死んだ方がマシだなって思ってて。
でも別に、それって一般的じゃないよね?
なんかこう、 嫌だなー 程度で、何か言われても うるせーなー 程度じゃない?
なんか、昔からそうじゃないんだよね。
自閉症の方々が拘りが強いとか、曖昧な言葉を受け入れ難い様に、思考のくせとして染み付いてしまっている。
怖いことがあると、最悪な事態を想定するか、頭が真っ暗になって、『あ、死のう』みたいな。
多分ショートして、浮かんだ言葉がこれなんだろうけど。
そう言う覚悟でまぁ生きてるんですが、そこまで覚悟して、何処まで自分に非がないと思っても、理不尽って起こるんですよ。
特に上からの権力で握りつぶされるとか、そう言うの。
そう言うの、全て受け入れてはいる。
だって世界そうじゃん。
どれだけ私がストレス受けようが、精神病もうが、仕事は逃げられないし、やり遂げないと叩かれるし。
そうした意味では歩兵でしかない。
絶対的な者の前では、私たちはひれ伏すしかない。
其れを受け入れている。
でも、本質的なところは誰かに縋ってしまう。
どれだけ私が覚悟して、敵(不安要素)を殺し回っても、結局は縋っている。
怖くして仕方がない。
でも逃げられない。
だから限りない全ての保険をかけているのに、潰しまわれる全てをしているのに、まだ怖い。
縋ってしまう話。




