表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

7/8

孤独な同窓会

 中学の同窓会に呼ばれた私は、参加するかどうか決めかねていた。仲の良い友達に会えるのはもちろん楽しみだし、積もる話もある。


 しかし、病気を抱えた身だし、何より周囲の結婚や出産報告を聴くのが苦痛だ。


 しばらく招待状とにらめっこした末、私は行くことを選んだ。



「でも、優里(ゆり)が一番結婚遅れるとはね。あんなに結婚願望あったじゃん。職場に良い人いないの?」

 

 母親となり子どもを抱いた旧友に、こんなありきたりな毒を吐かれるとは。やはり来るべきじゃなかった。


「ほら、優里も抱いてみなさいよ、かわいいでしょ?赤ちゃん」


 他人の子どもなんてどうでもいい。私は自分の子どもが欲しいのだ。吐き気がする、帰ろう。と、突然、


「ママ、やめて!!」


 という5歳くらいの女の子の声が聞こえた。ふと我に返ると、私は赤ちゃんを必要以上に高い高いしていた。赤ちゃんは既に号泣している。


 冷静さを取り戻し、旧友に謝ると、声の主を探した。彼女はどこにもいなかった。

読んでいただきありがとうございます。




よろしければ、☆☆☆☆☆を★★★★★にして応援頂けると嬉しいです。




何卒よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ