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第七話 対人戦

休日が終わり学校にきてホームルームが始まる。


ホームルームの教師の話を聞いていると

「今から7日後にAクラスとの対人戦を行います。」



「細かいルールはこのあとに掲示板に張り出されるので確認しておいてください。」

「それから対人戦のために各自調整をしておくように。」


(対人戦か最近モンスターばっかりとしか戦ってないから久々だな。)

「今度は対人戦ですか。」



少し考えていると横にいたララが声をかけてくる。


「対人戦はあまり経験がないんですよ。」

「それなら一緒に調整するか。」



「これからの授業は全て自由行動らしいし。」

「そうなんですかそれじゃあまずルールを確認しに行きましょう。」


今回のルールはこうだ。

・今回の戦いはAクラスvsBクラスの総力戦とする。

・終了はどちらかのクラスが全員戦闘不能または

 降参するまでとする。

・武器は木製の物を使用。

・魔法はCランク魔法まで。

 ただし火力は調整すること。

・固有スキルの使用禁止。

・防具は金属製は禁止、布製は許可

・アクセサリーは許可


大体こんな感じになってる

(わからないところがあったら質問しに来いか)



(結構ガチガチなルールなんだな。)

「それじゃあルールも確認したことだし行きましょう。」


そう話いつもの草原に向かう。

「そういえばいまのララのレベルっていくつだ?」



「レベルですか?」

「えーと、今はレベル11ですね。」

「11かいまのクラスの平均レベルっていくらだっけ?」


「今の平均はレベル5ですね」

「じゃあ結構余裕そうだな」



「ただAクラスはもともとレベルが高い人やポテンシャルがすごく高い人が集まっているのでBクラスよりも数段強いと思います。」


「まあいまのララなら十分通用するレベルだと思うよ。」

「けど私対人戦はしたことないんです。」



「じゃあまず基礎からしようか。」

こうしてまずは対人戦の基礎をみっちり教えた。


「なんでレイはここまで対人戦のことがわかるんですか?」

(前の世界では人相手に戦いまくってたなんて言えないよな~)



「地元がよく対人戦の大会をしていたからさ。」

「それを見て吸収したり実際に教えてもらったりしたんだ。」


「そうなんですね。」

「それよりいつの間にか短剣もつかいこなしてるし一度模擬戦でもしようか。」



「え、まだそんなできないですよ!」

「実際にやってみないことには感覚もつかめないし」


「手加減するしさ。」

「ハァ わかりました。」

「じゃあこれ」



そういいレイはララに木製の短剣を渡す。

「用意がいいですね。」

「それじゃあ始めるぞ好きにかかってこい。」

そう言うとララは一直線に向かってくる。


(まずはレイの脚に一突き!)

(短剣のメリットは小回りだなのにそんな脚に一直線に向かってきたらメリットが薄れるぞ。)



ララが一突きしようとしレイはその短剣を弾く。

(くっ、どうやったら攻撃を入れられる?)

その少し悩んでいる様子を見てレイは


「短剣のメリットや魔法などを駆使して来い。」

(確かにそうだじゃあ。)

「身体能力強化!」



(さぁどこからくるか。)

先程のよりも直線的ではなくフェイントもかけつつ向かってくる。

(短剣のメリットを使って1回でも攻撃を当てろ。)


ララはレイに近づきすかさず連撃を与える。

ただしレイは全て交わしすかさず反撃をする。

「くっ!」

なんとか短剣で反撃を凌ぎ一歩後ずさる。



それを見たレイはすかさず魔法を放つ。

「疾風連弾」

「光魔法!?」


その魔法を見たララは咄嗟に走り出す。

気弾を避けたり切ったりしてなんとかしのいですぐにレイのもとへ走り出す。



途中でララは身体能力強化をきり。

氷弾(アイスバレット)!」

4つの氷弾がレイのもとへ向かう。

打ったらすぐに自身に身体能力強化をかけなおす。

「身体能力強化!」



レイはそれを見て

(魔法の打つ速度も切り替える速度も早いな)


レイはそう考えてすかさず行動に移す。

「魔法剣発動」

そう詠唱すると剣に炎が纏わりつく。


(何アレ!?)

(あんなの見たことも聞いたこともない!)

レイはその剣を振ると炎の斬撃が前方に打ち出され氷弾と相殺する。



「っ煙でレイが見えない」

「遅い」

「っ!」

斜め前から切りかかって来たレイに反応が遅れる。


レイが振った剣に炎は纏わりついておらず首元に木刀が添えられる。

「終わりだな。」

「参りました。」



そう宣言したララはレイに質問する。

「いったい何なんですかあれは!」

「あれって魔法剣のこと?」

「魔法剣って何ですか!」


「あんな魔法文献にも載ってないし」

「聞いたことも見たこともありませんよ!」

「まぁまぁ一回落ち着いて。」


「あれは剣に魔力を流してその魔力で魔法を発動するんだ。」

「そもそもものに魔力を流すってどうやるんですか?」


「ものに魔力を流すのはまず条件として触れていることが条件だ。」

「それから魔法を放つにはまず手から打ち出す場合は手に魔力を溜めるだろ。」



「そんな感じで魔力をためてその魔力を剣に流すんだ。」

「剣に流すコツは剣体の一部と考えるんだ。」

「そんな方法があるんですか。」


「あと魔力を流すとその武器の耐久力や切れ味などが良くなるからね」

「ただ欠点として魔力消費が少し激しいから長期戦には向いてないね。」



「最初は石とかに魔力を流して練習するといいよ。」

「わかった魔法の練習とは別にやるよ。」

(このままいくと近接も魔法もできるハイブリッドになりそうだな。)



「じゃあまず石を持って魔力を込めてみて。」

そう言うとララは石を拾い魔力を込めようと挑戦する。


「やっぱり簡単には行きませんか。」

(逆に簡単にやられたら困るんだよな。)

(魔法剣を開発するのに5年はかかったのに。)



「まあこれは地道にやって行けばいいさ。」

「もういい時間だし今日は帰ろう」

そういい街に戻った。


街に戻ると街がなんだか騒がしかった。

「なんだか今日は騒がしいな」

「今日はお兄様が前線から戻ってくるからですね。」



「最近は魔族との争いが過激化していてお兄様達が何回も派遣されているのです。」

「そういうこともあるのか」


「あれもこれも魔王が誕生してからです。」

「魔王が誕生してから魔族が活発に攻めてくるようになって上位魔族もちらほら目撃情報がでているんです。」



(魔王かということは勇者もいるのか?)

(いいえ、まだ勇者は誕生しておらず軍による抵抗しかできていないのです。)


(ミアか、魔王ってこれまでに誕生したことはあるのか?)

(はい、これまでに数回魔王が誕生し勇者によって討伐されています。)


このことを教えてもらいララとの会話を再開する。

「ただまあ俺らが何かできるようになるのは冒険者学校を卒業してからだ。」



「まずは目先のことを考えよう。」

こうしてレイとララは解散して帰路についた。

これからここにレイのステータスと装備を貼ったりしていきます。

他のキャラは装備のみ書きます。

(他のキャラでもステータスを書いたりすることもあるかも。)


名前 レイ・シルベスター lv17

ステータス HP83/83    mp91/91

力83    魔法力81

    防御力85    素早さ91

    器用さ95 

固有スキル 増大 「解放必要ポイント100ポイント」


通常スキル 再生lv2

      解析鑑定lv1

      mp回復速度アップlv2

      脳内補助自律知能lv1

      ポイント残り48



        『装備品』

       武器 片手剣

       防具 絹の服

   アクセサリー 風のペンダント

          魔石のイヤリング


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