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第五話 ダンジョン演習

リアルが忙しく投稿することができずすいません。

ダンジョン演習の前日教師がこうみんなに伝える。

「明日は4人1組で攻略をしてもらいます。」

「なので明日までに班を作ってきてくださいね。」

そう連絡を受けみんながざわつき始める。


「レイさん一緒に組んでくれますよね?」

そう聞かれレイは当たり前のように

「ああ、もちろん」

そう決まったところでララは

「あと2人どうしましょうか?」

「あと自分たちに足りてないのはタンクや後方火力だな」


「なら俺たちと組まないか」

そう言われそちらに振り替えると体格の大きい黒髪と黒い瞳の男と

少し小さい黄色のロングヘアの女子が立っていた。


「俺の名前はレオ・ガルファー タンクだ」

「私はシエル・ファリオン雷魔法が得意よ」

そう自己紹介をされたためこちらも自己紹介をする。

「俺はレイ・シルベスター 魔法全般と剣術ができる。」

「私はララ・シルヴァーです。使えるのはサポート系魔法と氷属性魔法と護身用程度の短剣です。」


その話を聞いてレオが驚いた様子で話した。

「噂には聞いていたがまさか第三王女だったのか」

その話を聞いてララは

「いえいえ、そんな大層なことはありませんよ。」

「いやだって王女様相手に無礼なことなんてできないじゃない」

そうシエルが反応した

「これからパーティーを組むんですから礼儀なんて要らないですよ。」

「てか何気にスルーしたけど魔法全般ってどういうこと!?」

「魔法の適性が全属性ある人がいるとは聞いていたけどさすがに嘘だと思っていたわ。」


こんな会話をしてシエル達が落ち着いたあと打ち合わせが始まった

「俺がスキルの挑発を使って敵を引き寄せるからその間に攻撃してくれ。」

「私は雷魔法はmp消費が激しいからモンスターが多いときやボスの時だけ放つわ」

「私はサポートに回りつつ氷魔法で援護します。」

「俺はレオの周りのモンスターを倒そう」

打ち合わせが終わり各自明日の準備に向かった。


「ポーションも買ったしこの前の演習で稼いだ金もあるしアクセサリーでも見に行くか。」

レイはそう考えアクセサリーショップへ向かう

「できれば良いものが欲しいのだが」

レイは解析鑑定を使い良さそうなものを探す。


魔石のイヤリング 標準品 魔法使用時mp消費量を2減らす


(これとか良さそうだな。)

この世界では金の単位はゴールドで1ゴールド=100円位となっている

(このイヤリングは1000ゴールドか)

現在の所持金は1500ゴールドのために半分以上がなくなってしまうわけである。

(ただ買って損は無さそうだな)

レイはそのイヤリングを手に取り店員のところに向かい購入する。

もう金もないため明日に備えて寝ることにした。


次の日集合場所に集まり先生の説明を聞く。

「今日は4人一組でダンジョンに潜りボスを討伐してきてもらう」

「一組ずつしかボスと戦えない都合上ボス部屋の前に休憩所がおいてあるのでそこで前のグループが出てくるまで待っていてくれ。」

それから真剣な表情でこう話す。


「ここはDランクダンジョンであまりないとは思いますがもし1人でも危険な状況に陥れば今から配るマジックスクロールを使用し脱出しなさい。」

説明が終わり各パーティーが準備が終わり次第入って行く。


「自分たちもそろそろ入るか。」

そうレイがみんなに声をかけみんなで入って行く。

みんなが慎重に歩いているとオオカミのようなモンスターが出てくる。


「まずは俺が引きつけるあとは頼むぞ」

レオがスキル挑発を使用しそれに合わせてララがみんなにバフをかける。

「まずは一匹減らしに行く!」

レイは剣を抜きモンスターの頭を一刀両断する。


すぐにレオに目をやると後ろから襲いかかっていることに気づく。

だがレイはララが氷魔法を構えていることを確認しレオの正面にいるやつに斬りかかった。

頭を切り落とし戦闘が終了したことを確認する。


その後もちらほらモンスターに出会ったが特に危なげなく進んでいくとボス部屋前にたどり着いた。

「休憩所って言っても椅子や水を置いてるだけだな教師すらいねぇ」

レオがそういいながらみんなで先に入ったパーティーが帰ってくるのを待っていると。


「たすけてくれーーー!!」

その叫び声が聞こえ咄嗟に4人は中に入る。

「あれはヴァイオレットウルフBランクダンジョンに出てくるボスモンスターです!」

「あれはやべえぞ俺等じゃ対処できねぇ」

レイは急いで周囲を確認すると2人避難できていないことを皆に伝えた。


「なんとかあの2人を逃がす時間を稼ぐぞ」

「時間を稼ぐってどうやってやるつもりなのよ!?」

「俺が奴を引きつけるお前らは俺が合図したら最大火力を叩き込め。」

そう指示を出しレイは走り出す。

レイは死を直感し身体能力強化を最大出力でかけ剣に風を纏わせる。

(お願いだから刃通ってくれよ。)


ボスから前蹴りを放たれるが寸でのところでかわすしその前足に剣を振るう。

(くっそ、毛皮が硬いからか浅くしか切れねぇ)

そうなことを考えているといきなり目の前に風魔法が飛んでくる。

(魔法もBランククラスかよ!)

(こんな危機いつぶりだ?)

今レイに極度の緊張が走る。


(なら全部避けてカウンターといこうか!)

一発でも食らったら終わりの状況だというのに

「笑ってます」

いきなりララがそう呟く

「え?」

いきなりのことにシエルは困惑する。

「あんな状況なのにレイは笑っているんです。」

「笑っているってどういうことだよ」

レオも困惑しているがレイの様子に驚いている。


「私はレイをサポートしつつ魔法を貯めます。」

「え、でもあいつは1人でって」

シエルの言葉をせき止めるようにララは

「あの人に任せっきりじゃ駄目です!

しかも隙を作るにはあと1ピースが足らない」

その考えを聞き2人は

「わかった」「わかった」

その言葉を聞きララはレイに身体能力強化魔法をかける。


(ん?この魔力はララか)

このままじゃジリ貧だったため内心感謝をしつつ攻勢に入る

風魔法をボスのかをに向けて放ちそれを防御した少しの隙で足を狙う。

「前足一本よこせ!!!」

そう叫び剣に魔力を精一杯巡らせ剣を振るう。

「グルル…」

なんとか前足を切断できるとうめき声をだして悶えていた。


「今だ撃て!」

その瞬間3人から自身の最大火力の技が放たれる。

「穿て雷槍(サンダーランス)!」

「貫け氷棘(アイススパイク)!」

「切り裂け烈風斬!」

それらが着弾するととんでもない轟音が響き渡る。


(レベルアップしました。)


「はぁ はぁ なんとか倒せたか」

倒せたことを確認しみんなの安否を確認する。

「みんな無事か!?」

「こっちは全員無事です!」

「ほんとにやったのか俺たち?」

そう困惑と驚きを含んだ声で言葉を発する。

「そうよ私たちがやったのよ!」


そうみんなで喜んで少しして冷静になり

「戦利品といこうか」

レイがそう言うと

「俺たちはお前がいないと何もできなかった、だから魔石や毛皮も全部持っていってくれないか?」

そうレオが提案すると

「私も賛成!」

「私も賛成です。」

満場一致になりレイは

「本当にいいのか?」

さすがにレイも申し訳なかったため

「ならせめてこのあと飯でもおごらせてくれ」

そういいレイは報酬を全てもらうことになった。


毛皮などを取り帰ろうとすると

「あなた達大丈夫ですか!?」

そういい数人の教師がやってきた。

「私たちは大丈夫です。」

「まさか倒したのですか?」

そう困惑した声で聞かれため

「はい、そうですが」


「まさかあなた達が、まあいいですあなた達は戻って休んでいてください。」

そう言われたためみんなで戻りその日は解散し休養をとれと指示された。

こうして始めてのダンジョン探索は終わった。







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