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第四話 実戦演習

これから魔力というワードが出てきますが

魔力=mpだと思ってください。

次の日実戦演習のために自分がよく行っているところとは別の草原に向かっていた。

そこにはモンスターがそこそこいるらしいが強いモンスターがいるわけでもないらしい。

草原に着くと教官がこう言った。

「最低でも2人以上で行動するように!」

「何かあった場合は近くの教官にすぐ連絡をしろ!」

「それでは実戦演習開始!」


自分はララとしか交流がないのでララといっしょに行動することにした。

「レイは私以外と関係がない子ですか?」

そう言われこう答える

「ララも人のこと言えないだろ」

そう雑談をしていると目の前にモンスターが現れる。

「キュイ」「キュイ」

見たところスライムが2匹いるようだ。

「ララ1匹任せれる?」

「はい任せてください。」

そういい2人は走り出す。


ララは身体能力を強化し短剣でスライムを突き刺しに行く

レイは剣に魔力を流し斬りかかる。

「キュ..ィ」

スライムはそんな声を発し蒸発する。

「倒せたのですか?」

「そうみたいだねもうちょっと探索しようか。」

「はい行きましょう」


「ゴブゴブ」

目の前にゴブリンらしくものが見えた。

「あれはゴブリンか?」

「そうですね、ただゴブリンがいるということは近くに集落があり大量にいる可能性もあります。」

「まあ、戦いながら考えよう。」

レイはゴブリンに斬りかかり1匹を仕留める。

そうすると待っていたかのように2匹が飛びかかってくる。

「伏せてください!」

そう言われレイが伏せると2匹とも棒状の氷に貫かれる。


それからゴブリンがワラワラ出てきてしまった。

「少しジリ貧か」

「逃げましょうここからなら教官のところに逃げ切れます」

そう言われたがレイは

「こんな経験値荒稼ぎチャンスを捨ててたまるか。」

そういうとレイは身体強化魔法を発動し剣に火を纏わせる。

「ララ援護任せるよ。」

そういいレイはゴブリンに斬りかかる。

ゴブリンも知能があるため一体を倒すよすぐさま背後から飛びかかってくる。

けれどレイは背後をララに任せて正面のゴブリンを減らしていく。


(レベルアップしました。)



(レベルアップしました。)

      ・

      ・

      ・

「ふう」

そう一息をつきながら周りを見渡す。

周りはゴブリンで死体が積み上がっており。

「もうmpがないです。」

そう疲れた様子で伝えてくる。

「さすが疲れたし一回引き返そうか」

引き返そうとするとララがこう言った

「あれ魔石を忘れてますよ?」


「魔石ってなに?」

「え、知らないんですか?」

そう驚いた様子で聞いてくる。


「授業でやったっけ?」

そう聞くと

「やりましたよあなたが寝てる間に」

「仕方がないですね。」

それから魔石を取りながらララが解説してくれた。

魔法と一緒でDランクからAランクまでありランクが上がるごとに価値が上がるということだ。

ランクによってもモンスターの種類によって価値が変わるということも教えてもらった。

その魔石は武器や防具などの素材となり魔剣や魔装具などになる、ただ魔石の純度にもよるが大量に必要らしく中々いいお値段だそうだ。

「理解しましたか?」

「バッチリ」


そんな会話を交わし教官の元へ戻る。

「戻ってくるのが早かったな。」

そう言われレイはこう答える。

「途中でゴブリンの群れと戦っていて消耗したので戻ってきたんですよ。」

(そういえばレベルはどれぐらい上がったかな?)

(ステータスオープン)

名前 レイ・シルベスター lv7

ステータス HP57/57 mp69/69

力40    魔法力43

    防御力44    素早さ46

    器用さ51

固有スキル 増大 「解放必要ポイント100ポイント」

通常スキル 再生lv1

      解析鑑定 lv1

      mp回復速度アップ lv1

ポイント残り18


(レベルが上がるとスキルを得ることもあるのか)

「みなさん戻ってきましたね!」

教官が確認を取り街に戻る。

町の戻りララに質問する。

「ララは今何レベルなの?」

「今はレベル5ですね」

「今日でだいぶ上がったな」

そんな会話を交わしララが質問してくる。

「そういえば今日手に入れた魔石はどうしますか?」

「半々でいいんじゃない?」

ララもそれを了承し魔石を半分受け取る。

「それじゃあまた明日会いましょう。」

「ああまた明日」

今日は疲れたので早めに解散することになった。


「まだ時間あるけどどうしようかな?」

そしてレイは雑貨屋の前を通りかかった。

「ここにでも入ってみるか。」

そこに入ってみると色々なものが置いてあった。

「マジックバッグなどの魔道具やマジックスクロールなどが置いてあった。」

(マジックバッグ欲しいけど高いな。)


(解析鑑定)

マジックバッグ lv1

(lvによって容量が変わるのかな?)

(金もないし帰るか)


「ただいま」

「ああ、おかえり」

「演習はどうだった」

そうマナに聞かれ

「レベルも上がったし順調だ」

「そうかそれはよかった」

ただ学校に行き始めて一ヶ月しかたっていないという事実にため息をつきそうになる。


「これから学校で何を学ぶんだろうな」

「これからはクラス対抗演習や対人演習、ダンジョン探索だな」

「へえ、対人戦もするんだ」

「上位魔族は人形だったりするからその練習だな」

そう説明してくれてレイは納得する。

「次は多分ダンジョン演習だと思うぞ」

そう言われ

(ダンジョンかレベルどれだけ上がるかな)

その後ご飯を食べ風呂に入り疲れたので寝ることにした。


それから授業では対人戦の仕方などを教えてもらった。

ダンジョンについても教えてもらい数日後にダンジョン演習があることを教えてもらった。

学校が終わったあとも毎日ララと特訓をしてララもそこそこ戦えるようになった。

しかも短剣の扱いが上手いため護身用ではなく自身の武器として使えるレベルになってきた。

(Bクラスの中ではもうトップクラスだな)


(魔法はサポートもCランク以上で使えそうだし氷属性ももうCランクで放てそうだ。)

「まだまだレイには敵いませんね。」

そんなことを言われ

「いやいや自分もまだまだだよ」

そんな会話を交わす。

その後ララと解散しレイは一人で特訓を始める。


「全属性の魔法を前の世界と同じ感じにはまだはなれないか。」

「いかんせん能力がないのと体が貧弱すぎるな」

そんなことを考えていると日が沈みそうになっていることに気づき帰ることにした。

(ダンジョン探索楽しみだなぁ)

そう思いを馳せるのだった。


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