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プロローグ
ふつつかものですがよろしくお願いします！
「待ちなさい。それ以上暴れるなら裁くわよ。」
吸い込まれるような漆黒の髪に燃えるような赤の瞳の少女だった。その少女は地の底から抜け出してきたかのように突然現れた。主人公の少年は少し離れて尻餅をついている。短く刈り込んだ茶髪、少し背が低めなどこにでもいそうな少年だ。少女が相対しているのは少年の連れの中に入った怪物だか、もうそれもどこかへ行ってしまった。
少年ー天原朔は叫ぶ。
「なんでこんな目にーーーー！！」
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