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留学生が来るみたい。あ、知ってる人だ。

よろしくお願いします。

ファンタジー大好き。テンプレ大好き。イロモノ大好き。

素人の投稿です。

楽しんでいただけたら幸いです。

俺は今、疲れて学園の机に突っ伏している

そんな俺は、ノベル・ライト・アーク。

辺境の領主の次男で、転生者だ。

本来なら領地で色々とやりたいことがるのだが、貴族なので王都にある学園を卒業しないといけないらしく、仕方なく学園に来ている。


入学当初は、せっかく学園に来たのだから同年代と交流を深めようと思っていた。

最初の何日かは同級生と話していたのだが、ちょっと忙しくなって入学から1ヶ月が過ぎた頃にはクラスですでにグループができており、今から友人を作る気にもなれない。


これまでも辺境にいて他の貴族との交流がなかったので、知ってるやつもいない状況だ。


いじめられてはいないが、辺境と言うことで、田舎者という感じで思われている。

しかも、王都のやり方が分からず、入学してからの実力測定を失敗してしまい、ちょっとバカにされてる。


転生者で精神年齢が高いから気にしてない。

それよりも寝てたいと言う気持ちが強いため、俺は現在ぼっちだ。

話しかけられれば軽く雑談するが、眠さのため反応が悪いやつと思われているはず。

落ち着けば少しずつ友人を作っていこうと思っている。


そんなクラスでは、何やら朝から騒がしい、少し耳を向けてみると


「留学生がくるらしいよ」

「どこの国かな」

「どんな人かな」


そんな中、担任教師が教室に入ってきて


「静かにしろ。と言っても無理か。

もう知っているみたいだな。早速、紹介しよう。

隣国からの留学生だ。入ってこい。」


扉を開けて入ってきたのは、とびっきりの美少女だった。



「初めまして。フォルター・ラン・シャーロットです。よろしくお願いします。」



「すごく可愛い!」

「すげー美人!」

「女神!」


クラス中が大盛り上がりしている中、俺は目を見開き、ポカンと口を開けていた。

びっくりした。知ってるやつだ。

どうしてあいつが。

あいつ、この国の言葉、片言しか話せなかったはずだけど。

そんなことを思っていると、担任が補足で説明した。


「彼女は隣国の公爵令嬢だ。この国の言葉は片言くらいしか話せなくて、勉強中だそうだ。

失礼のないようにしろよ。」




うちの領地は辺境のため、隣国と接しており、隣の国の領地の人と交流がある。

うちの領地と接している隣国の領地が彼女の領地だ。当然、領主同士で会うこともあり、親の付き添いで行った時に何度か会ったことある。


それだけでなく、うちの領地と彼女の領地の間にはダンジョンがあり、たまに魔物が大量発生した時には合同で討伐することもある。その領主の娘が留学してきていた。



クラスメイトに囲まれてあたふたしている彼女を見ると、なぜかこちらを睨んでるようにも見える。

会う時はだいたい睨まれてる気がするので、気づかないうちに嫌なことしてしまって、嫌われているのかと思っている。

まあ、ハブられてる俺とは関係ないか、と思いまた机に突っ伏した。

その後も彼女は俺を見ているとも知らずに。

ありがとうございました。

より良いものを書いていけたらと思っています。

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