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恋の匂いがする。  作者: 冬空真冬
6/6

第6話 弁当は1人で食べます、はい。

是非読んで下さいね( *´꒳`*)

「キーンコーンカーンコーン。」

チャイムが鳴った。昼休みのチャイムだ。

俺は、誰よりも早く席を立ち足早に教室を出た。いや、少し違う。"出ようとした"が正解だろう。席を立った瞬間が最後、佐々山に手首を握られそのまま席に座らされた。合気道の達人か何かなのかこいつは?

「逃げるな。」

だからその笑顔で言うのをやめろ。

「そうだぞ、逃げるなよー。」

肩に手を置き諦めろと言わんばかりの顔で綾人が言ってきた。

「で、何したの須藤君?」

「だから、本当に何もしてないって。」

「何もしてないなら赤宮さん、あんな態度とらないでし ょ。」

そんな事言われても、こっちがあんな態度をとられた理由を知りたいぐらいだ。

「まぁまぁ一花、文哉も男だからさ…。そういう事だろ きっと?」

「あぁそういう事ね多分。」

どういう事だ全く。あとニヤついたこいつらの顔が腹立つ。

「そろそろ、昼食べたいんだけど。」

「ああ、そうね。ごめんなさい引き止めて。」

教室から逃げる必要も無くなったので、このまま教室で食べることにした。

読んで下さいましてありがとうございました。

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