第3話
誤字脱字の報告や感想などもらえるととても喜ぶので、お願いします。
2日に1話投稿の予定ですので手が空いた時に読んでください。
表紙は変化なしか。1ページ目も変化はないな、本当に何も変わっていないのか・・・。お、2ページ目は文字と数字が書かれている。数字?読める文字だ!数字だけなら日本語と変わらないぞ。これは嬉しい、けど結局他の文字は読めないままか。ページの中央に1行(15文字)書かれていて、その下に1000と書かれている。確実に、本に変化が起きているな。よし、次のページも見てみるか。ここも変わっているな。文字の大きさは大、中、小の文字で書かれている。初めの行には大きい文字、次の行が中くらいの文字、次の行からは小さい文字が連続で書かれている。しかも小さい文字の行の右端には数字が書かれている。しっかり変わっているな。
最後のページまで見たがほとんど空白が多かったな。中くらいの文字の後に空白があり、また中くらいの文字があり空白が来るといったページがほとんどだったな。しかし、大きい文字の後には必ず中くらいの文字が来ていた。さらに小さい文字の後も必ず数字が来ていたな。見開きの左上には1000と書かれていた。小さい文字に触れると青く光ることも分かったがこれには何か意味があるんだろうか?まぁ、そのうちに分かるか。最後のページだけは相変わらず内容とは文字の形が違ったままだった。
そういえば魔法陣も光っていたし文字も光らせたら何か起きないか?ちょっとやってみるか。でも2ページ目の1000という数字と小さい文字の隣に書いてある数字から考えると、きっと1000が増えるか減るかするのだろう。増える分には良いが減るなら限界が決まっていることになるな。よし、3ページ目で一番数字が少ない100と書かれている左の文字を光らせよう。これで何か起きれば規則性も分かるし何も起きないならまた何か考えるか。こういう時こそ決めたらすぐに行動だ、悩んでも仕方ない。頼む、何か、何でもいいから起きてくれ、そう思いつつ文字を左から右になぞっていく。すべての文字が青く光ると緑、黄、オレンジ、赤の順に文字が光りだし文字から光が消えた。自分には何も変化はないが何か起きたのか?
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