表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無人の異世界開拓記~女の子達と街作り~  作者: オリオン
第2章、ハンターを求めて
6/33

石材集め

昨日は散々な目に遭った、化け物の奇襲を食らうわナイフを失うわ、死にかけるわでな。

だが、あの事件のお陰で今のままでは厳しいと言うことがよく分かった。

安希の目も2つしか無いし、死角は当然ある、やっぱり3人だけは厳しいな。

かといって家を建てるには石材も必要だ、と言う事で、俺達は石が露出している場所に来た。


「よし、じゃあ、目的は石材の回収だ」

「はい」

「安希は見張りを優先的にしてくれ、魔物が来たら倒せるようなら倒してくれ」

「分かってるよ」


洞窟の方が石材の他にも鉱物資源を確保できるが、今は安全を最優先にしておこう。

一応外も魔物が出るが、洞窟のように不意打ちを食らう危険性は低いからな。


「さて、石材を集めるというのも難しいもんだ」

「私だったら石の所をピッケルで砕いて簡単に集めれるよ」

「そうだよな、本当にぶっ飛んでる」


安希はピッケルさえあれば石の壁だろうが簡単に破壊する。

流石に1回で山を崩す、までは出来ないが、10年でもあればピッケルだけで富士山を削れそうな勢いだ


「確かにお前はすごく効率的に削れるが、それ以上に今は安全を重視したいんだ」

「そうだね、あんな目に合ったんだし、当然だよね」

「でも、本当にお2人が無事でよかったですよ」


もしもあの場に佐奈が居なかったら、俺達は間違いなく死んでたからな。

本当に佐奈が居てくれて助かった。


「さ、ドンドン石材を集めるぞ、そうしないと住民が増えないからな」

「家を建てたら住民が増えるんでしたっけ? 新しい人が楽しみですよね」

「そうだな、だから今は石材を集めないといけない」

「はい、頑張りますよ」

「私は暇だろうけどね」


そして、俺達は石材を頑張って集めた、どうやら俺も石を砕くことは出来るようだ。

まぁ、安希のようにとんでもない破壊力を持つわけでは無いがな。

多分、女神様がくれた能力はその技術が異常に高くなる能力って感じなんだろうな。


「ん? 兄ちゃん、何だか変なウネウネが居るんだけど?」

「は? 何処だ?」

「兄ちゃんの後ろ」


俺はそう言われて、振り向いた、そこには最初に俺達を襲ってきた魔物がいた。


「マジかよ!?」

「ひゃわぁ!?」

「今なら倒せるかな!」


安希は素早く接近し、その魔物に攻撃を叩き込んだ、するとその魔物は大きく後ろに退いた。

やっぱり身体能力をかなり強化されているだけあるな、頼りになるぜ。

ただ、不意打ちには弱いんだよな。


「ぐりゅゅ」


魔物も一方的にやられている訳ではなく、安希に反撃を仕掛けた、だが、安希はその攻撃を避けた。

そして、強烈な一撃を叩き込み、魔物を撃破した。


「よし、ん? 何か落とした」


魔物は頑丈な糸を落とし、消滅した、なるほど、魔物は倒すとアイテムを落とすのか。

どうせなら動物とかも倒したらアイテムを落として消える、だったらよかったんだがな。


「糸だな、結構利便性が高そうだぞ」

「何に使えるの?」

「釣り竿とかな他にも色々とあるぞ」

「ふーん、まぁ、私はよく分からないし、そういうのは兄ちゃんに任せるよ」

「あぁ、分かってる、じゃあ、石材集めに戻るか」

「はい」


そして、しばらく経ち、石材が結構集まった。

やっぱり数が数だから持ち運ぶのはしんどいな。

石だし、草とか軽い物ならまだ良いんだけどな。


「さて、家に戻ったし、加工を始めるか」


俺は安希が仕留めた魔物の糸からひとまず弓を作った、これで遠距離攻撃の手段が手に入ったな。

後は、矢を沢山作ってと、これで遠距離攻撃手段の完成だ。

これなら狩りも結構出来るはずだ。


「よし、安希、弓矢を作ったぞ、試しにあの木を狙って撃ってくれ」

「ん、分かった」


安希は俺が作った弓矢を取って、俺が言った通り、目の前の木に狙いを定めた。


「てい」


そして、一発だけ矢を放ったが、矢はあらぬ方向に飛んでいき、木に擦りもしなかった。


「・・・む、難しい・・・」

「まだ1発目だろ? 頑張れ」


その後何発も撃ったが、矢は一切目標の木に当らなかった。


「当らないじゃん!」

「おかしいな、ちょっと貸してくれ」

「ん、どうせ兄ちゃんも当らないよ」


安希から弓矢を渡され、俺も試しに目の前の木に狙いを定めた。


「そら」

「え!?」


俺の矢は完璧に木のど真ん中に当った、うん、やっぱり弓矢は普通につかる。


「ぐ、偶然だよ、うん、兄ちゃんは運が良いから・・・」

「そうかもな、偶然の可能性もある、何発か撃ってみるか」


そして、俺は10発ほど矢を撃ったが、全部狙い通りの場所に刺さった。

距離を少し離しても同じだ、俺って意外と弓矢の才能があるのかもしれない。


「やっぱり問題ないな」

「く、くぅ、負けた、流石は兄ちゃん」

「そう気を落とすなよ、お前は接近戦に強いからさ」

「そうだよね、うん」


遠距離攻撃は安希には難しいのかもしれない、まぁ、これで俺も戦う手段を手に入れたわけだ。

俺は2人で撃った矢を全部回収して、その矢と弓を手入れした。


「うし、じゃあ、俺は石材の加工をするから、その間料理頼むよ」

「任せて、頑張ってね」

「あぁ、美味い料理を頼む」


そして、俺は加工用の部屋に入り、石材を加工し始めた。

さてと、出来るだけ速く完成させないとな、戦力アップは重要だからな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ