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二、はじまり

俺は今真っ暗な空間を神(自称)のあとをついて歩いている。

不思議なことに重力があるように何かの上を歩いているのだが目に見えない、さらに不思議なことに身体にかかるGはなかった。

ドラ●もんとかいう猫型のロボットみたいな歩行をしているのかもしれない。

するすると動くし、抵抗はまったくない。

なんでこんなことを考えているのかって?

それは真っ暗で何もなくてつまらないからだよ、と自問自答してみる。


しばらく歩いた?(ホバリング的な)ら神が言った。


「そうですね。ここの部屋です。ちょっと中に入ってください」

自分で思うにそこも真っ暗で何も見えず、部屋ってなに?状態だった。

ふいに、背中を押されて電気的な何かが自身の身体に走った。


「いてっ!」


「はい、終了です。お疲れ様でした〜。それでは異世界へGo!(to hell)」


「ちょっと待て、なんか怖い単語混ざってなかった?仮にも神が言ったらダメなこと言ってなかった?!」


「仮ではありません!私は神です!それでは、どーぞ異世界へGo!」


「いやいやいや、早いよ。そこ早いよ。もうちょっと、ほら説明とか必要じゃない?アカウンタビリティは重要だと思いますっ!」


「えぇー」


「そこ、露骨に嫌そうな顔しないっ!」


「もういいじゃないですか。ふつーの勇者の能力ですよ。よくほら、ちまたで噂の中二病的なあれですよ。無詠唱で魔法が使えたり、筋力がすごかったり才能に溢れてたり(ま、対価が必要だったりしますけどね」


「最後のほうがよく聞こえなかったんだけど」


「あー、あーー、ノイズが酷いですね。聞こえません」


「ぜったいきこえてるだろっ!」


「え、なんですか?あ、もう説明は十分だから送れって?わかりましたせっかちな人ですね。それでは、あでゅー」

神(自称)が手を上に上げた瞬間、俺は謎の光つつまれた。


「ちょ、お、あああああああ・・・・・」

こうして、俺は異世界に飛ばされたのだった。


〜完〜


おわらねぇよっ!







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