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都市伝説倶楽部 活動日誌・第0号

-プロローグ-

これは、俺の実体験だ。


信じなくてもいい。

信じろって言われるほど、

胡散臭い話はないと思ってる。


実際、まあ、俺自身、

あの出来事を全部「本当だった」と

言い切れるほど、強くはない。


都市伝説なんて、

たいていは噂話だ。

誰かの勘違いと、

悪意のない嘘と、

ちょっとした偶然と悪意が混ざってできる。


――少なくとも、

そういうことにしておいた方が、

都合がいい。


それでも、

いくつかの出来事は、

今も説明がつかないままだ。


記録は残っている。

ノートも、写真も、音声も。

ただし、

残っていないものも、確かにある。


信じるかどうかは、自由だ。

これは証明でも、忠告でもない。


ただ、

忘れないために書いている。


これを書き終えたら、

俺はもう一度、

あの日の名前を見直すことになる。


4月7日。

すべてが始まった日だ。


そして――

たぶん、

終わりの日でもある。

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