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ジタバタしてでも、私はこの男が欲しいの!

作者: 七瀬
掲載日:2023/06/16








私は好きになった男性ひとは絶対に自分のモノにしないと

気が済まない!

今までだって! “お金さえチラつかせれば私の男に皆なった!”

狙った獲物は絶対に逃がさない!

100発100中!

私の人生の中で、私の男にならなかった男は一人もいないのよ。

高2の時だって、私のパパが私が好きになった男にお金を3万円渡すと?

彼は最初は私の告白を断ったクセに、パパが彼にお金を渡して私の彼氏に

なるように言うと? あっという間に彼は“私の彼氏”になった。

そこからは、私の方が直ぐに彼に飽きちゃって直ぐにフッタわ!

彼は私ともう少し付き合いたかったと思うけど......。

彼と会うたびに、“お小遣いと言って3万円はあげていたから。”

私と別れて金回りが悪くなって、彼は高校を卒業した後? 悪い友達と

つるんで楽してお金を稼いでいたと人伝えに聞いた事があるの。





・・・でも? 私が社会人になってからは、簡単に私が好きになる男が

私と付き合う事は難しくなった。

だからまた私のパパが出てきて、私の好きな男性ひとにこう言うの!

“今、働いている会社クビになりたいか? 俺はその権利を簡単に持つ

事も可能なんだぞ!”

だからその時の彼はしぶしぶ、私と付き合ったわ。

でも? 私がお小遣いと言って彼に月々10万以上渡しても、彼は私を好き

になる事はなかった。

大人になると? “恋愛って難しいのね!”

お金だけじゃそう簡単に男は釣れないみたい。

それでも、私と付き合わなかった男は居ないわ!

今のところ、私は付き合えない男は居なかったのよ。





ただし、この男を除いてはね!

今私が好きな男は、私のパパの力でも私と付き合う事はなかった。

縦に【うん】と言わないのよ。

頑なな彼に私は出せるだけのお金も出してみたけど、、、?

彼はそれでも【うん】と言わなかった。

私も正直、どうしていいのか分からなくなっていた。

私も既に年頃の女になっていたわ!

“私は彼との結婚も考えていたのよ。”

それなのに、この彼と付き合う事もできないの!





『どうして貴方は、私と付き合わないの!』

『“何度も言っているだろう、俺には好きな女が居るんだよ!”』

『“例え、その女性ひとが彼女でも関係ないわ!”』

『・・・関係ないってどういう事だよ!』

『“今まで私の男にならなかった男は居なっいって事よ!”』

『“悲しい女だな。”』

『悲しい? 何が悲しいの!』

『“自分の力で好きな男性ひとを振り向かせた事はないのか?”』

『ないわ!』

『それが悲しい女だって言ってんだよ!』

『・・・だ、だからどういう事か具体的に言いなさいよ!』

『“君はなんでもお金で解決し過ぎなんだよ!”』

『そうね!』

『俺はそういう事に屈しない!』

『“最後の悪あがきでもしてなさいよ!”』

『“俺には幸せにしたい彼女が居るんだよ!”』

『先も言ったけど、そんな事はどうでもいいのよ、私の男にするまで

絶対に諦めないから!』

『俺が見ているのは“今の彼女だけだ!”』

『さあ、どうかしらね?』

『俺は君とはどんな事があっても付き合わないよ。』

『そう、今はそれでいいわ! じゃあ、またね!』

『・・・・・・』







・・・私のパパが直接彼に会いに行った。

その時、パパは彼にこう言ったらしいの!



『君のお父さん、確か○○会社で働いているらしいな、定年まであと3年!

それまで居る事ができるかワタシは心配だよ!』

『それだけですか?』

『君のお母さん、病気がちで入院費がかなりかかるらしいじゃないか!

娘と付き合うという条件を君がのんでくれれば、ワタシが全額お金を出して

もいいと思ってるんだ!』

『結構です!』

『きっと君は後悔する! 今ならまだ間に合うと思うんだが、』

『“俺はあなたの娘さんとお付き合いする事はこの先もありません!”』

『・・・分かった、話は終わりだ!』

『ありがとうございました。』







私はパパに、“ジタバタしてでも、私はこの男が欲しいの!”

何度も何度もお願いしたのに、パパは私に彼はもう諦めた方がいいと

言ったの!

彼が私と付き合う事はないと直接彼と会って、そう思ったらしいの。

『今回だけは諦めなさい!』


イヤよ! 彼をどうしても私の男にしたいの!

なんで誰も分かってくれないのよ!



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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