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デスモードの異世界転移  作者: 東京ナナナ
第一章 デスモードのダンジョン探索
4/10

レベル上げと新たな武術系スキル獲得

更新が遅れてすみません!

ちょっと北海道まで美味しいパイナップルを食べに行っていました!

  

 俺はゴブリンの集落の周りの林の影に隠れ、襲撃するタイミングをうかがっていた。


  まぁ、基本は夜に暗闇に紛れてやるもんだろうが。それじゃあスキルを使う意味が無いからな。

 それに何より楽しくない。面白そうだからここは正面から堂々と入っていこうか。


 そう考えた俺は、


 「くおらぁああああああ!!!カチコミじゃああああああああ!!!」


 と、叫びながら集落に飛び込み、一番近くにいたゴブリンにタックルをかました。


 まずそいつの持っていた棍棒を奪い取り、頭を叩き潰して一匹目。

《世界眼》を発動させて、周囲を確認する。どうやら全部で28匹いるようだ。そして、奥にはひと際でかいのがいた。

 鑑定してみると、


 『ホブゴブリン Lv187』

 

 と出た。どうやらあいつがこの群れのボスのようだな。

上位種はレベルが低くても、ステータスは高いらしい。おそらくあいつは最後にまわしたほうが良さそうだ。 

 そうと決まればとっとと雑魚を倒してレベルを上げないとな。


 短剣を振りかざしてきた二匹目を、棍棒を手首に叩きつけ、取り落とした短剣をのどに突き刺し、捻って殺す。

 

 『スキル《短剣術》を獲得しました。』


 背後から迫ってきたゴブリンに振り向きざまに短剣を投げつけ、それを目くらましにして、襲い掛かる。斧をぶんどり、頭をカチ割って三匹目。


 『スキル《斧術》を獲得しました。』


 今度は長剣を持った奴と小剣を持った奴が左右から斬りかかってくる。右の奴の腕を斬り飛ばし、その腕から小剣をもぎ取ると、心臓に突き刺して捻り四匹目。左の奴の長剣に絡みとって、宙に吹き飛ばす。落ちてきたそれを、両手で掴み振り回して首を斬り飛ばして五匹目。


 『スキル《小剣術》、《長剣術》を獲得しました。』

 

 そのまま更に二匹を斬り捨てた。

 その瞬間、肩に激痛が走った。振り返ると、向こうで弓を構えたゴブリンが,醜悪な笑みを浮かべゲタゲタ笑っていた。肩を射られたようだ。

 一切ダメージを気にせず、強引に矢を引き抜くと、振りかぶって勢いよくそのゴブリンに向かって投擲した。そして投擲された矢は、正確にゴブリンの頭を貫いた。


 『《投擲》スキルを獲得しました。』


 そうして縦横無尽に暴れまくり、瞬く間にほとんどのゴブリンを始末した。

 ホブゴブリンとその取り巻き達は、黙ってそれを見ていた。どうやらよほど自信があるらしい。ニヤニヤと笑みを浮かべ、こちらを見ている。

 俺がゆっくりとそいつらに近づいていくと、ホブゴブリンは自分の取り巻きの一人にギャアギャアと喚き散らし、俺のほうを指差した。お前がやれ、ということらしい。

 舐めやがって。いいだろう、お前の部下が死ぬところをしっかりと目に焼き付きておくんだな。


 取り巻きのゴブリンは、曲刀を油断なく構え、こちらを見ている。

 これは一筋縄じゃ行かなさそうだな。

 

 そいつは今までの雑魚とは段違いのスピードで斬りかかってきた。上段から振り下ろされたそれを、半身になって避けると、腕を掴み背負い投げの要領で地面に叩きつけた。そのまま腕を極め、腕をへし折った。

 そしてゴブリンが暴れだす前に、剣を奪い取り、距離をとった。そして剣を探そうとして立ち上がった瞬間、喉笛を切り裂いた。

 勢いよく喉から血が噴き出し、そいつは崩れ落ちた。


 『《刀術》スキルを獲得しました。』


 それを見たホブゴブリンは 顔真っ赤にして怒り狂った様子でこちらに向かって何かを喚き散らした。

 そうさせたのはお前だろうに。


 そしてホブゴブリンはいきなり、持っていた大剣で俺を斜めに斬りつけてきた。

 慌ててそれを、地面に転がって避ける。

 すると背後ので轟音がした。後ろを振り向くと、何本もの木々が一刀両断されていた。

 ははっ!とんでもない威力だ。これをまともに受けたら、一撃で戦闘不能になるだろうな。曲刀で受けようとしても、それごと叩き斬られて終わりだろう。

 いいねぇ、燃えてきた!


 今度は大上段から振り下ろされたそれを、《世界眼》を使い、最小限の動きだけで回避する。そして地面に叩きつけられた剣を踏みつけ、曲刀をホブゴブリンの右の眼球に突き刺した。そして曲刀の柄から手を放し、バックステップで距離をとる。

 片目を貫かれたホブゴブリンは、滅茶苦茶に剣を振り回すがそれらをすべて紙一重で避けていく。

 そして踏み込むと、剣を振りぬいた一瞬の隙をぬって顎を掌底で打ち抜いた。ホブゴブリンがふらついた瞬間に、剣を奪おうとしたが、


 「おいおい、嘘だろ…?!」


 ピクリとも動かなかった。一体どれだけのステータス差があるんだよ。

 そして次の瞬間、大剣の腹でしたたかに打ち据えられ、勢いよく吹き飛ばされた俺は、地面に転がった。


 動くたびに胸のあたりに激痛が走る。こりゃアバラが何本か逝ったな。

 上等だ。アバラが折れてるくらいのハンデがあって、ちょうどいいってもんだ!

 

 武器を奪えないなら、今あるもので。そう考えた俺は、手に何も持たず、もう一度全力で踏み込む。

 渾身の力で蹴られた地面が陥没し、クレーターを作りながら、彼我の距離を一瞬でゼロにした。

 

 『スキル《縮地》を獲得しました。』


 そして俺は、面食らったホブゴブリンの喉に、全力で貫手を放った。

 指がひしゃげ、血が噴き出すが、その代わりに口を開けさせることに成功した。

 そして、もう片方の手でスマートフォンを取り出すと、そいつを喉の奥まで押し込んだ。

 

 慌てて剣を放り出し、喉を搔き毟るホブゴブリン。

 俺は放り出された剣を両手でつかみ、


 「くおらぁああああああ!!!」


 雄たけびを上げながら大上段から振り下ろし、一刀両断にした。


 『スキル《大剣術》を獲得しました。』


 そして、逃げ出そうとした残りのゴブリンも殺して、戦闘は終了した。


_____________________________________________________________________



 ふぅ、上位種ってのは恐ろしいもんだな。ゴブリンでさえここまでの差があるとは思わなかった。

 

 取り敢えず怪我は放っておくとして、どれだけレベルが上がったか見てみよう。


≪剛力 武≫



種族:人族


性別:男


年齢:17


レベル:769


MP:0


気力:error


筋力:37500


防御力:8700


敏捷:36400


運:5


≪スキル》


世界眼Lv3・格闘王・気功術Lv5・短剣術Lv5・小剣術Lv5・長剣術Lv5

・大剣術Lv3・刀術Lv2・斧術Lv4・投擲Lv5



 ……おぅ。

 なんかすげぇ強くなったな。一瞬で武術系のスキルのレベルも上がったし。《世界眼》は強力なスキルなだけあって、なかなか上げるのは時間がかかりそうだ。まぁ、気長にやっていこう。


 てか、気力のエラーってなんだよこれ!真面目に表記しろや!

 

 はぁ~。それはともかく、次は傷をどうにかしないとな。

 

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