表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
栄荘の人々  作者: 柏原 葛
栄荘の出来事
18/18

夏の夜は

遅くなりました。そして短いです。すいません。

 絹家(きぬや)視点



 なんで?

 なんでなんでなんで?

 なんで、



 私が三木(みき)を壁ドンしてんのよぉぉぉぉぉぉぉぉおお!!



 一時間前………



 三木(みき)との待ち合わせ場所についても、まだ三木(みき)の姿はそこになかった。

 三木、私のこと褒めてくれるかな。かわいいって、言ってくれるかな。

 なんてことを考えながら待っていると「おーい」と聞き慣れた声がする。

「……………」

「……………」

 ま、まずい。沈黙ムードに入っちゃった!なんとかしないと!

「ねぇ、」

「あのさ、」

 私と三木(みき)の声が重なる。そして、「あっ」と口を手で抑える。

「…………」

「…………」

 またもや沈黙ムード入っちゃった!?ほんとどうしよう!?

 自分が青春真っ只中の世代だったらこの瞬間も楽しいんだろうなぁ…………って!今の問題をなんとかしないと!


 そ、そうだ!こんなときこそ和葉(かずは)ちゃんたちの出番!目線で合図したら気付いてくれるはず!

 そう思って、屋台の裏で隠れている(大体は見えてるけど)浴衣の安在(あんざい)ちゃんとなんかスカジャンにサングラスかけてる和葉(かずは)ちゃんたちをガン見した。

 おぉぉぉぉぉい!気付いてぇぇぇぇぇぇ!

 二人は見つめ合っていて、私の必死の目線に気付かなかった。


 ほんと、どうしよう。


 そう呟きかけた時だった。

 自分の左手を包み込むような圧力がかけられ、そのまま手が引かれる方へ誘われた。

次から三木視点1、絹家視点2、三木視点2みたいな感じで書いていきます。

深夜の感じで書いてるので誤字とか変な部分あると思います。見つけたら指摘して下さい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ