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異世界からの異世界転生!?  作者: 冬黒兎
一章「異世界生活」
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4話「戦闘」

「燐炎龍ヴァイス、今の魔力を発したのはお前か」

「あぁ、そうだが」

「目を覚まさせてくれたお礼だ、我と戦わぬか?」

「待て、どうしてそうなった」

「我は強者との戦いを望む」


あぁ…成る程、理解したけど、俺の中ではその心が理解できないな

まぁ、このドラゴンさん普通に強そうだし死なないよね

念の為力は、減らそう


「成る程、良いだろう、戦おう」

「その言葉を期待していた」

「始めるぞ!」



ヴァイスがその言葉を発した瞬間両者ともに距離を取る、距離をとった瞬間ヴァイスの龍気がこの森を圧する

エスカは魔力を身体に纏わせて、ヴァイスに向かい、走る

そして、跳躍しヴァイスの顔に回転蹴りを入れようとしたが、ヴァイスの尻尾で弾き飛ばされる

エスカは受け身を使い飛ばされた衝撃を和らげ、地面に手をつく

受け身をしたはずなのだが、地面にはクレーターが出来ていた


このまま戦っては武が悪い、スキル『暴食之龍イビルドラゴン


暴食之龍イビルドラゴンはこの地の魔力を喰い、力を具現化させ己の刑状を武器にする

その武器は相手を攻撃するごとに相手の魔力を奪っていくという特性がある

魔力を喰えば食うほど攻撃力が上がる


暴食之龍イビルドラゴンを使った事によりこの地の魔力を吸収し太刀に具現化する

太刀を手にしてエスカはヴァイスの脚の下を通り抜け翼の根元に太刀を突き刺しその太刀を足場に跳躍

ヴァイスの顔に踵落としを入れる

ヴァイスは衝撃で、強大な龍の身体を地面に叩き落とされる

エスカはヴァイスが立ち上がる前に太刀を抜き距離を取る

ヴァイスは身体を持ち上げるとエスカに向かって咆哮をした


グルルガァァァァァァァアアアアア!!!!


咆哮をした方向に地面が削られていく

エスカは咆哮が迫って来る前に地面を殴り自分を囲む形で大地をもりあげる

そして暴食之龍イビルドラゴンを大盾に変化させ

二重の防御を貼る、しかし咆哮は大地を吹き飛ばし大盾に直撃する

大盾は咆哮に押されながらも防御をし続ける、咆哮の波は止まりエスカも大盾を退けて太刀に刑状を戻す

ヴァイスは咆哮の反動で少しばかり硬直する

その隙をエスカは太刀で斬撃を入れる


このドラゴン、中々魔力溜め込んでやがるな


硬直から解放されたヴァイスは、空に飛びエスカから距離を取ると

【燐熱波 ブレス】を放つ


何考えてんだあの龍!こんな所で、ブレス放ったら森が火の海になるぞ!

此処で私が止めるしかないのか…これだから戦闘狂は!


エスカは暴食之龍イビルドラゴンを大盾に刑状を変えて

その大盾を空に投げる、そして


「魔力解放!」


暴食之龍イビルドラゴンに溜め込んだ魔力を解放させる

大盾は魔力を解放した事により大きさ数倍になり、この森全域に強力な防御結界を貼る


ブレスは大盾と当たり

森全体が白くなるほどの閃光を生み出した

閃光は数秒続き消える

消えるときにはヴァイスは地面に落ちていた

倒れた事を確認した瞬間エスカの頭に声が流れる


《告:恐怖之天使サナタエルを取得しました。

これより恐怖之天使の詳細を説明します。


自分より数段下の相手ならその相手を恐怖で支配が可能

恐怖の霧を発生させる。詳:この霧に当たった格下の生物は硬直状態になります

自身の肉体強化が可能、注:反動として、睡眠をする際にナイトメアを見る


以上です》


何だ、これ、頭の中に声が響いたぞ

しかもヴァイスが倒れたのを認識した瞬間に

あれ、そういえばヴァイスは?

あ、生きてる、この声は後回しでいいか


そして地に倒れているヴァイスは言葉を発する


「完敗だな、我はお前に興味を持った、名前はなんという?」


そしてエスカはため息混じりに言う


「エスカだ」

「そうか、エスカお前を主人として付いて行こう」


ん?今此奴俺を主人とか言ったか

まぁ、この強さで従えてくれるのならありがたい


「あぁ、よろしく、所でヴァイス、人化って出来るか?」

「うむ、出来るぞその様なこと我に掛かれば造作もないことよ」

そう言ってヴァイスは、白い髪の青年になる


おぉ、まるで、人間だな、魔力も抑えられてる様だし

これなら問題ないかな


「では、主人これから何処に行くのだ?」

「うーん、魔王城って所だけヴァイス場所分かる?」

「うむ、分かるぞしかし魔王城は危険だぞ?」

「知ってる」

「では、何のために…」


何のために……か

魔王とか配下に出来ないかなぁ

出来たらしたいなぁ、てかしたい

うん、魔王を配下にしよう!


「魔王を配下にする」

「クッハハハハハ、気に入った!魔王城は此処から東の最果ての丘という所にある」

「行くか」


〜〜カスタルディア王城〜〜


「シエル王陛下!西の森にて強大な強力な魔力のぶつかり合いが発生、恐らくこの力は幻獣級か神類級かと思われます」


玉座の間に汗垂らしながら頭を下げている兵士がとんな事を言った


「如何しましょう」

「まさか、燐炎龍ヴァイスが目覚めたのか…早急に兵を用意し、西の森にむかわせろ」

「し、しかし!このまま行っては兵士達を連れて行っては数秒で全滅させられるレベルです!」

此処にいるだけで、気が遠のくほどの魔力…ヴァイスと対峙している者は何だ…

ヴァイスと同等の魔力…勇者か

しかし、魔力を操る勇者は滅びたはず…


「ッ_________ッ!?」

「クッ…………!!」


強大な魔力がぶつかったと思ったら

玉座の間の窓を見たら西の森が凄まじいほどの閃光に包まれている

閃光が収まった頃には魔力のぶつかり合いが消えた…?


「すぐに聖蓮騎士団を向かわせろ!

「ハッ!」


兵士達が付いた頃には

そこには大地に出来た数十メートルものクレーター

大地が何かしらの波動で削られた後と

それらの痕跡から発せられる強大な魔力だけが残っていた


「なんだこの生々しい程のまでに強い魔力は…」









投稿遅れてすいません

いろいろ忙しいんです(泣)

えぇと、今回は戦闘でしたけどどうでしたでしょうか

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