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異世界からの異世界転生!?  作者: 冬黒兎
一章「異世界生活」
3/16

2話「冒険者登録」

名前:エスカ

種族:人間(魔王

守護:なし

称号:なし

魔法:なし

技能:『魔修羅』

『精霊之誓』

体制:覇気無効、熱無効、精神支配態勢、水態勢、

スキル:覇王、暴食之龍イビルドラゴン



☆☆☆☆☆



「来たか…」

あれ?来たのは良いけど、姿とか変わってないよね?


私は自分を魔眼で見ることにした


そこには、ロングヘアーの赤い髪の黒い目の『美少女』が立っていた

服装はAラインの形をした青より少し黒めの襟が長いコートを着ていて下半身は黒い包帯を巻きつけただけみたいな感じの『美少女』が立っていた

え…何これ

超絶美少女になってルゥゥウ!?

あんなに魔王の歴代の中でイケメンと呼ばれていたこの私が…

ドウシテコウナッタ…


驚いた瞬間に壁に身をぐったりとさせる

その瞬間指輪が自分の指から落ちた

この事に気付かないでもう一度自分の姿を確認する、すると前世の魔王の姿に戻っていた

しかも翼もそのままで、


あ、あれ?戻ってる?

あ、指輪が落ちてる、まずいはめなきゃ


指輪をはめた瞬間

黒い霧が出て、美少女になる


ん、この指輪が魔王の時の姿を少女に変えているのか

てか、なんで少女…まぁ、魔王の姿で街に出たら大騒ぎになるよりかはマシか

色々ありすぎて慣れてきたというかなんというかねぇ…

んー、口調とか変えたほうが良いのかな?変えなくて良いか

何故か一人称が私だったのが、幸いしたな。


とりあえずこの後は冒険者ギルドに行って冒険者登録をするんだっけか


裏路地を抜けるとそこには広場があり、その広場から枝分かれするように

道がある、広場中央には『カスタルディア城、前広場』と書かれている看板がある。


城前か、そんな事はどうでも良いのだ

まず、ギルドは何処なのだ…

とりあえず聞いてみる事にしよう、そうしよう。


自分は広場のベンチに座っている人に声をかけた

いかにも冒険者っ!ていう風格の男だ、かなりゴツい


「すまぬが、冒険者ギルドへの行き方を知っているか?」

「ん?なんだ嬢ちゃん、冒険者ギルドへ行きたいのか?それなら広場を西に行くと道がある

その最奥にあるぞ」


意外と絡まれる事のなくすんなり教えてくれた


「そうか、ありがとう」

私は早々に向かおうとしたがそこでさっきの男に呼び止められた

「嬢ちゃん、冒険者ギルドに行くなら俺と一緒に行かないか?俺もちょうど冒険者ギルドに用事あったんだ」

ガタイの良い男が一緒に行こうとか話をして来た

まぁ、断る理由もない、行くか

「まぁ、問題ない行く間に話し相手もいなくて丁度暇だったところだ」

そうしてギルドに行くまでの間話し相手になってもらう事にした


「それにしても嬢ちゃん可愛らしい顔してんのに男みたいな喋り方してるな、勿体無い、もうちょっと女の子らしくしないと行けないよー?」


そうか、今私は少女の格好の訳か、考えてみると恥ずかしい

そんな事を言われても喋り方を変えるつもりもない

そもそも口調など変えると言って変えられるものではないと思うのだが

という事で、適当に流しておこう


「うむ、心配してくれてるのかは知らぬが、問題ない、私は今のままで満足している」


そういえば、このおっさんなんであんなに暇そうに座ってたのに

急についてくるとか言い出しのか

やはり、冒険者だし冒険とかに行くのか?

しかし、このおっさんガタイが良いだけで、なんの力も感じられないし

そもそよこいつ冒険者なのか?

いや、確かに自分が最初から冒険者と思って話しかけたのだだから

もし勘違いしていたのなら私の責任なのだが

考えるのもめんどくさくなってきた直接聞こう


「おっさんは冒険者なのか?」

「おっさんって酷いな、俺の名前はガレイだ、そうだなぁ冒険者の頭に近いかもしれないな、なんというか、簡単にいえばギルドマスターだ」


マジかよ、このおっさんが頭かよ、このおっさんが頭だとするならここの国の冒険者って弱いんじゃないか?だとすると勇者の強さが気になってくる

まてよ、そもそもこのおっさんってどれくらい強いのか?

私よりは弱いのは確かだがな

冒険者ってこの国の治安とかも納めてるのか?

それだったら、このおっさんは治安だけを納めてる所の頭であって

弱いという事は、この国の治安は良いという事になる

そんな事を考えていると


「付いたよ、此処がギルドだ、ほいじゃ、俺はやる事があるのでじゃあな嬢ちゃん」

「あぁ、ありがとうガレイ」


そんな挨拶を終え、ギルドへ入る、そこには綺麗にされた王城の一角みたいな場所が

広がっていた


お、おぉ

意外と綺麗なんだな、酒場みたいなところを想像していたが

大きく予想を裏切られたな


そんな事を思い受付みたいな所のを見つけてそこに歩いて行く

そこで受付の美人なお姉さんに声をかける


「すまぬが冒険者登録をしたいのだが出来るか?」

「大丈夫?この冒険者は危ないお仕事だから危険だよ?お父さんとかいるたらお話させてもらっても良いかなー?」


成る程、子供の姿だから舐められてるのだろう

そんな対応を押しのけて冒険者になる意志を見せれば大丈夫だろう


「父はいない、問題ないので冒険者になりたいのだが」


意志は伝わったようで目の前の女性は態度を変える


「では、冒険者登録を行いますね、

冒険者登録のルールを説明します


1、ランクを図るために召喚によって魔物と戦ってもらいます、

ランクはC、D、B、Aの段階があります

危険と判断した場合は強制的に安全の方を優先とさせてもらいます

武器は貸し出し可能です、ちなみにこのギルドには酒場も備えられているので

そこで冒険者が貴方様の闘いを楽しみながら酒を飲めるしようとなっております


2、続いては人力を測定するために推奨により測定します

こちらは手を翳していただくだけでけっこうです

測定した際に身元と名前も登録されます



3、冒険者のカードは紛失した場合は一度までなら再発行可能ですが

それ以降は受け付けません

あと、冒険者カードは身分証明にもなるので

くれぐれも紛失しないように


以上が冒険者登録にて必要なルールとなります


では戦闘部屋へを連れします」


そう言われると女性は歩き出したので

私はついて行く、歩いていると

後ろから「おい、あんな可愛らしい嬢ちゃんが冒険者登録だとよ」、「心配だし、見に行こうぜ」

などというのが聞こえるが無視

そんなこんなで歩いていると戦闘部屋の一つ前の武器庫へ着いたみたいだ

武器は直剣、大剣、ランス、弓、魔道杖など色々な武器を貸し出していたが私は太刀にした

太刀を持って目の前の扉を開ける、

そこには召喚師らしき者が数名いて、私に意志を確認してくる


「これよりランク測定を開始する、良いかな?」

「うむ、問題ない」


私がそるな返事をすると召喚師たちは

魔物を召喚する、そこには猟魔猫、C級のモンスターがいた

人力を発動させるのすら面倒なので、一撃で切り捨てる


次の魔物が召喚された

爽蓮燕、Dランクのモンスターだ、

私から見ればただの燕の翼に炎がついてように見える

飛び回って面倒だったので、人力を一瞬だけ出し燕を硬直状態にする

そして、一撃で切る

周りの冒険者達は「おい、一瞬だったけど、あの人力物凄かったぞ」「気のせいだよ、あんな少女が人力をこんなに持ってるはずないって」

そんな戯言が聞こえるが、無視


次はBランクの魔物

岩人形、通称ゴーレム

岩なので普通に切り付けたら太刀が刃こぼれするので

岩と岩の間、微妙な黒い部分に太刀を突き立てると


グガロガァロギギギギギ


叫び声を上げて絶命

「おい、嘘だろ、Bランクの魔物だぞ、それを人力を出さずに勝つってどんだけ

あの嬢ちゃん凄いんだ」などと聞こえるがこんな岩人形のどこが強いのだろう


続いてAランク

出て来たのは、全長8メートルの龍

ドラグナム、Bランクの人間だと12人がかりで狩りに行き、3時間で倒せるとの事だ


龍種、龍種のほとんどが知性を持ち

人間と協力している、ドラグナムは知性がない

知性がないという事はこの世界において種族の中で最も劣っているという事

知性がある龍種はドラグナムの数十倍強い

人間は龍種のおかげで、ここまで進化したと言って良いだろう


ドラグナムは私に向かって威嚇としてとだろう

吠えた


グガァァァアアァアアア!!


と同時にドラグナムの攻撃が始まる


フレアを用いて戦闘部屋が炎に包まれる

しかし、エスカは人力を少しだけだし炎を退ける

エスカはそのままドラグナムの方に歩く

そしてドラグナムの攻撃園外の所で

スキル、『覇王』を使う

ドラグナムは覇王の人力に当てられ硬直状態になり

動けなくなる


「哀れだな、龍種よ」

自分はそう言ってドラグナムの頭を太刀で断頭する

太刀は無無理矢理龍種の鱗を切らせたため

ボロボロになっている


戦闘が終わり

周りの冒険者は一斉に声をかけてくる

「ねぇねぇ、こんど一緒に冒険に行かない?」

「ばっかお前、抜け駆けとかずるいぞ」

「こんなおっさんとかと行くより俺と行かない?」


当然無視である




次話から話は進みます

お楽しみに

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