1話「神様」
神様の話長いとか思ったらあかんで
「私は【神】です」
目の前のグラマー美人がそんな事を自分に向けて言った
「エッ……?」
えっ?何?神?え、
いつも人前では冷静な顔が今自分ですらどうなっているのかわからない
そんな事を思っていたら自称神が口を開く
「貴方には、勇者になってもらいます」
「エッ………エッ!?」
この状態にもう言葉すらまともに喋れない
今、あの女は勇者って言ったよな?うんワケワカメ
「勇者となって魔王を倒してもらいます」
いよいよ持って何が何だかわからなくなってきた
しかも色々話が進み過ぎてついていけない
とりあえずわからない事を聞いていこう、ふぅ、ふぅ、よしおk
「ちょっ、待って、聞きたいことがある」
「はい、何でしょう」
えーとまずは、魔王倒せとか勇者になれとか言ってたし
「私は生き返れるのだな?」
「はいそうです」
次はそうだな、今の力はどうなるんだろう
「では、二つ目今の私の力はどうなる」
「そのまま向こうの世界でも使えますよ」
「使える?強い魔力が人間に当たると気絶するはずなんだが」
「あぁ、いえそのままとは言いましたが、あなたから出される魔力は『全力を出さない限り』あなたのしている指輪が魔力を人力に変換します。でも注意してください人力に変換されるといっても貴方の魔力は非常に濃いので変換される人力も相当強くなります。」
「では、三つ目、勇者は魔王を倒さない限り勇者になれないはずだが、何故最初から勇者なのだ」
そう、今頃私を倒した人間は勇者として崇められてるだろう
「いいえ、この世界のでは、冒険者ギルドというものがあります、そこはダンジョンや魔族に対応する組織です、その組織で冒険者登録というものがあります、その水晶に触れると人力が表示されるんですが、700以上が勇者ですね、ちなみに普通の人で50〜70と言ったところで勇者を除く冒険者は100〜400です。だから勇者だけ飛び抜けてることになりますね」
成る程、勇者になってもらいますとか言ったからにはもう700は超えてるだろう
「では、四つ目、俺はこれから何をすればいい」
「貴方は王都カスタルデイアという所の裏路地が転生先ですね、後は先ほど言った通り冒険者ギルド目指して、勇者になってください」
「成る程、分かった、転生してくれ」
「では行きます」
神が声を張ったと思ったら周りが全体的に白くなる
そして周りの白が消えると、何処かの裏路地に立っていた
「来たか」
今回はプロローグと比べて文字数は少ないと思いますが許してくださいw
二週間に一回と言いましたがこのような気まぐれにより早く投稿します