一章
どもども段々と投稿が遅れてしまい申し訳ないです。
今さっき、会長は能力を確かめたいそういっていたよね・・・。
それっていったいどうやったら出るんだろうか?
あれこれと腕輪を確かめたりじっと見ていたり振ったりしていると、会長から呆れたような声がした。
「おぬしは一体なにをしておるのじゃ・・・。」
「え?能力をだそうかな、みたいな・・・。」
「そんなので出るわけなかろうて。」
会長にさらに呆れられてしまったようだ。
やはり素直にわかりません!って言えばよかった・・・。
「わからぬのなら素直に言えばよいのに。誰でもわからぬものじゃぞ。」
・・・・・・。おもむろに頬を手で扇ぎだす早瀬。
うはー!暑いなぁ今日も!!
何事もなかったように取り繕う早瀬、空気を呼んでなかったことにした会長。
恥ずかしかったのだが、むしろありがたかった。
「まず、先に話をしておくのじゃが・・・。腕輪から出るのは各々にあった武器が出てくるのじゃ。
それにより何かしらの能力が付与されておる。」
「え?でも会長って扇子でしたよね・・・。あれって武器なんですか?」
「いい質問じゃな。中には稀に武器ではないものが出てくることもある。それもごく僅かじゃがな。
その分能力面が優れておる。」
勝手なイメージになるのだが、つまり武器が出てきた=接近戦。武器じゃないものが出た=遠距離戦ができる的なことなのかな・・・。まぁ、おいおいわかることだしいいか。
「じゃ、じゃあ、気を取り直して・・・。おほん。どうやってやればでるんですかね?」
「やりやすい方法で構わぬ、まずは集中するのじゃ。」
集中かぁ・・・、いつものようにやればいけるか。
自然体に構えを取り、目を瞑る早瀬。
「・・・ほぉ。次に念じるんじゃ、きっと腕輪がおのずとお主を導いてくれるじゃろう。」
念じる、念じる・・・。腕輪が導いてくれる。・・・・・・・・来い!!
カッと目を見開くとつけていた腕輪が光り輝いていた。
(うぉ、まぶしっ。)
何が出てきたのかわからないまま顔を背けてしまう早瀬、だがもう一人はしっかりと見ていた。
まるで待っていたと言わんばかりの感じで。
だんだんと光の強さが収まってきた頃に早瀬は何が出てきたのか確かめようと前を向く。そこにあったものとは・・・。
・・・・・・眼鏡?しかも片方にしかない感じだし、何これ。
なんか漫画とかでよく見かけるけどあれだよね・・・。
「ほぉ、片眼鏡とな。やはりお主がそうであったか・・・。それにしても、ククク。」
な、なんか会長に笑われてる・・・!怖いんですけどー!
「な、なんか失敗とかですか・・・?」
「ん?いやいや、違うんじゃよ。気を悪くしてしまったかの?すまぬな。」
「いえ、それはいいんですけど・・・、失敗とかじゃないですよね?」
「うむ。笑っていたのはお主の眼鏡にじゃ。知り合いにそういうのが好きなやつがいての。
なんじゃったかな~。あ、そうそう・・・。」
会長は一度間を置いて、こちらに振り向き、にんまりとした笑みを貼り付けてあの黒歴史を思い出させる言葉を放った。
どうでしたか?
なんともいえない感じになってきたような出来です・・・
というわけで、
最近運がないように思うわけで、どうすれば運気があがるのか・・・。