7/11 太陽は暖かい。
今日、久しぶりに太陽ちゃんがうろなに帰ってきた。
多分、少し前からいたんだろうけど、遭遇が今日だから今日でいいと思ってる。
太陽ちゃんの娘さんたちもそれぞれ美しく愛らしく育っているなと思う。
呼び鈴で私が出るなんて相手が太陽ちゃんたちだからこそだ。
気取った挨拶に笑いがこみ上げる。
名前のとおり本当に太陽のようだと思う。
暖かく眩しく活力があってそばにいるとほっとする。
今年も会えて嬉しいと心から思う。
奥にいる子供たちを呼んで青空家を独り占めを中断し、共有する。
お互いの表面的な近況を喋りつつ、近いうちに飲もうと話を振る。
なんだかんだいってうちの子供たちは親しい友人を作らない。
他人を拒絶している私のせいかもしれない。
以前、芹香に聞いたら「何か違う感じだからいいのよ。できるときはできるよ」と言っていて、今、お友達が出来ている。
本当に出会うときは出会うのかと思って感心したっけ。
「ようやく芹香も汐ちゃん以外にお友達できたんだよねー」
うまく続けばいいと思う。
飲むときの話題はいっぱいある。
千秋が恋愛してるっぽいこと、鎮、芹香が友達を作ったこと。
太陽ちゃんといると、安心できてほんわりして、泣きそうで怖くなる。
子供たちを見守る太陽ちゃんを見つつ、気合を入れる。
笑え。
子供たちは敏感だ。
「落ち着いたら、夜にでも来てよ。あっちゃんにおつまみ作らせるから♪ もちろん、手土産は海ちゃん製おつまみでよろしく~」
太陽ちゃんが笑いながら頷く。
「またね」
二人の挨拶はだいたいこれだ。
この関係が私は好きだ。
青空家借りてます
キラキラを探して~ご挨拶回とリンク




