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URONA・あ・らかると  作者: とにあ
五月・六月
22/823

6/14  海の家☆来訪者

6月14日金曜快晴

日生暁智です。


目の前には天狗がいます。面白い展開だと思われるでしょう。

なかなか精巧で良くできた面です。品があるというのでしょうか?

それとも本人の資質でしょうか?

唐草マントもよい感じの和テイスト。




少々妖しげな善良オーラ。子供たちから「また天狗仮面連行されてたよ」という情報を聞くたびに、うろなの町のコスプレ者への理解の低さが。

いやいや、公共の場では確かに難有りなのが実情ではある。

社会に迷惑な犯罪者諸君のせいではあるが。


今回天狗が海の家に来たのは交流イベントのため。

子供たちが集まって遊ぶ場所に張り紙でもしておけば、見たご老体たちも口コミで広めてくれる。




実際、イベントを成功させるのは難しい。

引っ越してきて妻子が疎外感を抱かずにすむようにと積極的にイベントを起こして自分たちの存在をアピールしたものである。


水着美女コンテストもそのひとつ。

一応以前からこのイベントはあったようだから正しくは積極的に介入したわけだが。

前の町長さんも協力的だったので調子に乗ってた部分も多大にありはするが。

お互いを知るという交流は良好な人付き合いには必須だと思う。

相互理解は相手への不信感を減らす。


天狗君に(たぶんきっと年下)協力を快諾。食事は仮面を外せなさそうなので精進揚げを紙箱に入れてパックのお茶と共にビニールに入れ、持たせて送り出す。


さぁ、イベント告知の張り紙を作ったら、明日の初夏のスポーツ、心身を鍛えよう用のコースの下見に行かなくては。






天狗仮面様レンタル中

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