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URONA・あ・らかると  作者: とにあ
五月・六月
13/823

巻き戻って6/3中学校

最近転入生が多い。

中学だし、親の都合なんだろうけど、微妙な時期とかって友だち作りにくいよね。

特に、二年生に転入生が多い。

その上、美少女だったりするので学校内の話題を総浚いだ。

神流川かんながわ先輩に芦屋あしや先輩、おっとり洋美人に和美人って感じ。


それに対して、われらが一年に転入してきたのは山辺天音やまのあまね

男子よりも短いんじゃね?って言いたくなる髪と(絶対短いよ)きつめのつまらなさそうな眼差し。

関わるなオーラって言うの?

そんなのがばしばしに感じる。

んー。なんか引くわーって感じ?

隣のクラスの隆維りゅういに報告に行かないとな。

双子ってだけで別のクラス。一緒でいいじゃーんって思うよまったく。


天気の悪い月曜日に来たのもテンション下がるよね。



昼までの時間で、山辺に近づく奴らは居なくなった。

とにかく取り付く島がない。

昼休み、俺は隆維と彼女の様子を遠巻きに観察中。

「顔立ちは悪くないよな」

双子の相棒隆維の発言。それにひとつの可能性に思い当たって俺も頷く。

「山辺さーん」

無言で視線をこちらによこす。


すみません。

俺、M属性はないんです。勘弁してください。

でも俺と、隆維を見ても特に気にした風はない。おお、新鮮な反応だ。

みんなそっくりーな双子ってゆーのを見ると何らかの反応をするもんなんだけどな。



「水着美女コンテストでなーい?」



クラスが凍った。かも知れない。



「えっと。……」

「あ、俺ねー、日生涼維ひなりりょうい横のは兄貴で隆維。家のお達しで参加者集めを厳命されてるんだ。助けると思ってどう?」


「お断りします」


まじ容赦なかった。


お名前だけ借りてます。

ってか中学校一年生いたかしら?

いないか見落としかどっちー><

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