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第14話 謎の襲撃者 その1



「王と王女はどこだ」


 突然出現した男は刀を振り回しながら血走った目でそう言った。


「貴様」


 制服姿の王宮警備官が剣を抜いて男を確保しようとした。


 男の刀が一閃した。


 警備官の首が落ちた。


「まどか! ジル!」


 アンは叫んだ。


 まどかたちが、メイドを引き連れてきた。


 メイドはアンやジルたちの装備と拳銃を持っていた。


 アンはティアラをメイドに渡しヒールを脱いだ。


 そして、予備の弾薬などが入ったタクティカルベストを装着した。


 スカートが邪魔なので引き裂いた。


 グロック19をメイドから受け取るとスライドを引き、弾を弾倉からチャンバーに装填した。


 そして、駆け出した。


 オクトパスとジョンが刀の男と対峙していた。


「武器を捨てて投降しろ」


 ジョンが銃の照準を相手の眉間に合わせてそう叫んだ。


 男は無視して進んできた。


 ジョンとオクトパスがトリガーを引いた。


 国家の要人が大勢いるこの場所では、犯人を殺さずに確保することよりも、脅威を取り除くことの方が最優先だった。


 弾は男の頭に向けて飛んだ。


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