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育児日記 我が家の女王様  作者: 茶山 紅
我が家の女王様と召使い二人
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働き者な女王様


 うちの女王様は働きものです。

 私は掃除を基本としてはクイックルワイパーやコロコロを使い最後に掃除機をかけます。あえて言うならあまり掃除機をかけることは好きではありません。

 これには理由があります。

 私が幼少のころは掃除機の音はそれなりに大きな音が主流でした。そして子供の中には掃除機の音を泣いて怖がる子供もいます。私とそして妹二人はその類いでした。(私は三姉妹の長女です)

 とはいえ、初期のころは泣いて怖がったりする程度でした。

 それが悪化したのは私の父が原因でした。

 泣いて怖がる娘を吸い込んじゃうぞーとからかったのです。

 結果として母はしばらくの間、家で掃除機をかけることすらできなくなってしまいました。(とても母は父を怒ったそうです)

 そして成人して娘もできた今、掃除機の音で泣いたりすることはありませんが緊張してしまいます。自分がかけていると大丈夫なのですが第三者がかけている音はあまり愉快な気分にならず不愉快になります。(父が悪いと言えます)

 またまだ寝返りも打てない娘のころに起きてしまうのを怯えた私は掃除機をかけることを嫌いクイックルワイパーや掃除機を主流として掃除をしておりました。

 幸いなことに娘は掃除機の音で泣くような子供ではなく今は掃除機をかけることもありますがそれでも掃除をするのはやはりクイックルワイパーや掃除機が主流です。(主人は掃除機をかけることが多いです)

 そして娘も起きて遊びまわる年齢となっているので娘が遊んでいる側で掃除機をかけたりクイックルワイパーやコロコロをすることもあります。

 それを見て娘がまねをすることも珍しくない現状です。

 我が家の掃除機は携帯型であり建てて保管させるタイプの掃除機です(行きつけだったドラッグストアのポイント交換で手に入れた品です)

 そのために娘でも持つことは出来ますがやはり重い。本体部分を取り外して吸い込み口だけを渡したりしています。

 クイックルワイパーやコロコロは普通に動かしています。

 とはいえ、コロコロの方は埃などをついていてもう吸着力が無くなっている。クイックルワイパーの方はつけるシートが外れたものだったりします。

 また何かを運んでいくということもお気に入りです。

 ただし運んだものを予想した場所に運ぶことはあまりありません。

 玄関にあるつっかけ(宅配や簡単な移動の時に使うために常においている)等を机の上に運ぶ。足踏み台を運ぶ。

 ひどい場合はコップなどをどこかへと持って行ってしまうこともあります。

 そのためにいじられたくないものを高い場所に置いているのですが高さ一メートルはあるはずのテーブルにも背を伸ばせば届く女王様は気まぐれにそれを運んでしまいます。

 特に困るのがガラスだったり瀬戸物の食器です。

 娘が使うのはプラスチック製品がほとんど(一部、金属が使われているのもありますが)ですが大人が使うのは大半が瀬戸物です。

 その瀬戸物をつかんでそして力いっぱいに投げたりテーブルにたたきつけたりする。

 そういったことをするのが困ったりします。

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