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取り巻きCと赤い枷

取り巻きC・エリアル視点


一話目前後のお話


ところどころシリアス風味です

また、精神的な虐待を暗示する描写があります

苦手な方はご注意下さい

 

 

 

 画面の向こうの二次元に、少女が立っている。

 長い黒髪の毛先だけ巻いた、人形のような少女だ。

 少女の黒髪と白い肌に、真っ赤な首輪がよく映えていた。


 猫のような鈴付きの首輪を付けた、人形のように表情のない少女。


 彼女が鈴の音とともに現れるとき、それは−−。




「……、」


 目覚めて起き上がり、頭を抱えた。


 前世の夢を見ることは今までも多々あったが、ゲームの中の“わたし”の夢を見たのは、たぶん初めてだ。


 今日は“あの日”か、もしかすると、首輪にほころびが出来ていると言う、警告なのかもしれない。


 ああ、最悪な夢見からこんにちは。いや、今は朝だからおはよう、かな。

 我らが悪役令嬢ツェツィーリアの取り巻きC、エリアル・サヴァンだ。


 取り巻きC、と言うのは、わたしの前世にあった、この世界そっくりのゲームにおける、わたしの役割なんだけどね。

 エリアル・サヴァン子爵令嬢に関しては、脇役の取り巻きCにもかかわらず、名前が出る。しかもたぶん、それなりにプレイヤーの印象に残るキャラとして。


 エリアル・サヴァンが取り巻きCとして出る場合は、悪役令嬢ツェツィーリアの後ろに付き従う賑やかし要員でしかないのだけれど、たまに、エリアル・サヴァン個人として、ピンで現れる場合がある。

 そのときの合図が鈴の音で、単なる鈴の音がプレイヤーのトラウマ音声になった原因だ。そう。エリアル・サヴァンが単体で出た場合は、あまたのプレイヤーがトラウマと語るシーンへ向かうことになる。


 なぜなら彼女は、過去には拷問や戦争において重宝されたと言う、特殊な魔法の持ち主だからだ。しかも彼女のその魔法への適性は、天才ならぬ天災レベル。

 彼女が常に首に付けている首輪はその力を抑え込むために強制的にはめられているもので、魔力の制御が甘くなったときに、鈴の音が響いて警告し、さらに監視者に連絡も行く。


 ああ、うん。わたしの首にはまっている、これだよ。


 エリアル・サヴァンの特殊な魔法は、感情に左右されやすい。特に負の感情が問題で、怒りや憎しみ、恐怖や不安を貯め込み過ぎると、魔力が暴走し、悪夢のような魔法を未制御の状態で放出してしまう。

 なんでそんなキャラがいるかと言えば、攻略難度を上げる要因として、かな。

 あのゲームは王太子派と第二王子派の派閥争いみたいな一面もあって、ヒロインはもちろん攻略対象である第二王子派閥。ハッピーエンドを迎えたいなら、周囲の支持率も気にしなきゃいけない。

 で、ゲーム内での“エリアル・サヴァン”は、ヒロインに対する周囲のヘイト、不支持率を表すキャラクターと言う位置付けだったんだ。


 …端的に言おうか。

 エリアル・サヴァンが個人で登場した=ストーリークリア失敗を意味し、問答無用でバッド、と言うか、まあ、デッドエンド、かな、あれ、に、なるんだ。


 ゲーム画面の向こう側のこととは言え、あれは、恐怖体験だったな…。

 結構やらかすレーベルだったけど、さすがに、あれは酷かった。しかも何でわざわざアレを、3D音声仕様にしたんだ。

 個性的な乙女ゲームの域を超える恐怖演出で、調べてみたら制作陣にホラーゲーム畑の方が混じってた。膝から崩れ落ちた。


 この世界に生まれて、わたしが真っ先に手を付けたのが、感情と魔力制御の訓練だったことから、トラウマ具合を推し量って欲しい。


 いや、うん。攻略サイトの情報や予備知識なしでプレイしてて、不意打ちでバッドエンド喰らったんだよ、深夜に、ヘッドフォンプレイで…。

 あまりの恐怖にナースコール押しちゃって、深夜にゲームしてたことがばれて怒られたのも、苦い思い出だ。


 わたしがゲームのエリアル・サヴァンとは方向性が全く異なる成長を見せているのも、実はトラウマが大いに関係している、のかも。


 零歳児からの自己英才教育により、わたしが魔力を暴走させる可能性は、かなり低いと言えると思う。

 ゲームの“エリアル・サヴァン”だって、普通に学院に通えてたくらいだし、普段は至って理性的だったけどね。


 …その、一見理性的な“エリアル・サヴァン”が形作られるまでのことは、あまり考えたくない。

 わたしの首輪はこの身体に、祖父と同じ魔法が宿っていると判明した時点ではめられた。首も座らない嬰児に、だ。


 父母はわたしに感情を乱してはならないと教え込み、転生であったためにすでに理性を得ていたわたしは、普通なら気味悪がられるくらいに泣かない・怒らない子供だった。

 なのに、父母はそれに安堵していた。兄妹と比べて極端に無感情なわたしを心配もせず、それで良いのだと、褒めそやした。

 周りの大人は皆一様に、わたしが少しでも感情を揺らすと顔色を変え、お前は明鏡止水のように動じない心を持たなければならないと言い含めた。


 わたしはその意味を理解し、なるほど確かに必要だと、納得した。

 けれど、単なる子供でしかない“エリアル・サヴァン”は?


 …やめよう。気分が悪くなるだけだ。


 それに、拒否権なくはめられたと言っても、首輪には感謝しているんだ。

 魔力制御の補助としての機能は最高品質だし、心が揺れると音で警告してくれる。澄んだ鈴の音が心に働きかけ、我を忘れて感情に捕らわれないよう、楔となってくれるのだ。


 大規模な魔力暴走で一国を崩壊に追い込んだ、祖父の二の舞になってはいけない。

 たとえ小規模であろうとも、わたしの暴走はツェリの足を引っ張ってしまうのだから。




 本来なら、恐れられ近付かれないほどに危険をはらむわたしの存在だが、今は学院で受け入れられている。


 ツェリの、おかげだと思う。


 ツェリが恐れず横に立ってくれるから、他の生徒たちも恐れず近付いて大丈夫なのだと判断してくれているのだ。


 もちろん、初等部から被り続けたおっきな猫のおかげもあるだろうけれど。

 わたしは一度も、魔力を暴走させていない。言葉で脅しはするものの、実際に危害を加えるようなことは、やったことがないのだ。


 だから、安全と判断されている。

 実状を、知らないままに。




 三月みつきに一度の、約束の日。


「化けもんだなぁ、本当に」


 くるくると奔放に跳ねた灰色斑な髪と、暗めの銀眼の筆頭宮廷魔導師は、わたしの首輪を見て苦笑した。

 国の筆頭にして、現状国内唯一の魔導師。わたしは、ツェリをこの位置に上げようと目論んでいるけれど。


 一見二十歳過ぎくらいの若々しいあんちゃんだが、実年齢は知れない。少なくともわたしが首の座らない赤子のときから、この兄ちゃんはこの姿だった。


 口は悪いが、本気でわたしを化け物と思っているわけではない。

 そういう意味ではツェリ並み、いや、わたしの身体への理解を加味すればツェリ以上に、わたしが信頼する相手だ。


三月みつきでこれか。もう少し、きつめにした方が良いのか…?お前、これで辛くねぇんだよな?もうちょっと強くしても、大丈夫か?」


 首輪に触れて考え込む魔導師が吐くのは、わたしへの気遣いの言葉で。


 問答無用で縛り付けて許されるのにそれをしない優しいひとに、わたしはへにょりと笑みを返す。


「暴走しないためなら、なににであろうと堪えますよ」

「いや、ガキに無理させる趣味はねぇよ、お前の場合ガキと思えない魔力だけどな。でも、お前はまだガキだ。辛いならちゃんと言え」

「辛くないです。わんちゃんは、優しくしてくれています」


 ヴァンデルシュナイツ・グローデウロウス。長々しい彼の名前を、大胆に略してわんちゃんと呼んでいる。

 幼いわたしが、彼の名前をまともに言えなかったために許された呼称だ。世界中探しても、彼にこんな舐めた呼びかけ出来る人間は他にいないだろう。


「その台詞、曲げに曲げて受け取るととんでもないな」

「え?」

「いや。とりあえず試しに強化してみっから、苦しかったら言え」


 膨大な魔力の暴走を、抑え込むための首輪。


 最高峰の魔導師の手による品も、そう長くはわたしを抑え込めない。しかも彼は、まだ未発達なわたしの身体を考えて、効果を抑えた魔法をかけている。

 そのためこうして、三ヶ月に一度、彼の元を訪れてほころびを直して貰う。


 わんちゃんが首輪に触れて呪文を唱えると、首輪の発する重圧が、ぐっと増してわたしに襲いかかった。


 くらりと、視界が揺れる。


「あ、おいっ、エリアルっ!?」


 慌てたわんちゃんの声を最後に、わたしは意識を手離した。




 画面の中で、わんちゃんが笑う。


 彼が押さえ込んでいるのは、顔を歪めた“エリアル・サヴァン”で。


 ああ、前世の夢か。


 エリアル・サヴァンの暴走は強制バッドエンドだが、ひとつだけ助かる方法がある。

 宮廷魔導師ルートと呼ばれる、隠しルートを発生させる方法だ。条件を満たした上でエリアル・サヴァンのエンドを起こすと、危機一髪で、宮廷魔導師ヴァンデルシュナイツ・グローデウロウスに助けて貰える。

 その後は、攻略対象全員と仲良くなる、いわゆる逆ハー状態のストーリーが展開され、最終的にヒロインが二人目の魔導師として大成する。


 宮廷魔導師と恋人関係にはならないが、甘い言葉は吐いて貰えるし攻略キャラ全員といちゃいちゃ出来るしで、それなりに人気のルートだったらしい。


 かく言うわたしも、宮廷魔導師ルートはお気に入りだった、と言うか、わたしがあのゲームを買ったのは、ヴァンデルシュナイツ・グローデウロウス役の声優さんの信者だったからなのだ。

 宮廷魔導師はちょいキャラでしかなくて、攻略も出来ないと気付いたときの、絶望感と言ったら…。


 だったらどうしてパッケージにでかでかと名前書いたの!と枕を濡らしたのち、宮廷魔導師ルートに行くための条件、五人の攻略対象の全てのエンドを回収する、を死に物狂いで達成させた。

 ああ。あの恐ろしいバッドエンドも全攻略キャラ相手で起こしたさ!昼間にね!


 それでもヴァンデルシュナイツ・グローデウロウスは攻略は出来なかったけどね。良いのだ、良い子だって褒めて貰えたから…。


 え?なら今目の前にいるわんちゃんを攻略すればって、いやいや。

 ゲームはゲーム、現実は現実だろう。

 そこを混同するつもりはないよ。でなければわたしの努力は無意味と言うことになってしまうだろう。それに、今世で恋をするつもりもないから。


 令嬢、とくに、エリアル・サヴァンにとっては、恋なんて邪魔な感情でしかないのだよ。

 いつ政略結婚させられるか、と言うか、結婚出来るのかすら、わからないからね。


 それに、わたしが好きだったのは、“ヴァンデルシュナイツ・グローデウロウスの中の人”であって、わんちゃんじゃないしね。

 わんちゃんはわたしの監視者だし、こう見えて、かなり歳行ってるはずだしね。


 まあ、声は、本当に、好き過ぎて生きるのが辛いくらい好きだった声優さんに似ていて、すごく、好み、なんだけどね。


 しない。しないよ?恋なんかしない。

 だいいち、声で惚れるなんてね、性格関係ないの?って、突っ込まれるからね。

 いや、その声優さんに関しては、数々のエピソードやフリートークから垣間見える性格込みで好きだったんだよ?性格と声がテライケメンなお方だったのだ。


 …疑いの目で見ないで。

 恋はしません。勝つまでは。いや、勝ってもしないけれど。

 少なくとも高校生活が終わるまでは、わたしの恋愛なんて考えている余裕はないよ。

 わたしより、ツェリに幸せになって欲しいのだから。




 目を覚ますと、ソファの上だった。


 身体に、独特な香りを発するローブがかけられている。

 わんちゃんのローブだ。


 あ、独特って言っても臭いわけじゃなくて、お寺の和尚さんからするみたいな、白檀っぽいお香の香りだ。なんでも、魔法の効果を高める作用があるとかで、宮廷魔術師たちも愛用している、匂い袋の香りだそうだ。

 じじむさいって言われたけれど、前世では和尚の匂いが好きだった。

 だから、この香りも好きだ。


 って、だから、それを理由に好きになったりしないって。

 宮廷魔術師全員からする匂いだしね。


「起きたか」


 え、ちょっとわんちゃんもしかしてずっと見てたの?


 目を開くなりかけられた声に、身を起こせばすぐそばにわんちゃん。


「…わたし」

わりぃ、いきなし強くし過ぎた」


 あまりに強力な抑制に、身体が耐えきれずぶっ倒れたらしい。

 首輪の魔法は、今は今までの強度に戻されていた。


 身体を鍛え、知識を蓄えるたびに、増えていく魔力。

 それはツェリを守る力であり、同時に脅かす力でもある。

 完璧に抑え込もうと思うなら、さっきの魔法でも弱いくらいなはず。


「もう少し弱く、」

「さっきの強度で構いません」


 わんちゃんの言葉を、遮って手を伸ばす。


 突然だったから倒れただけで、気合いで耐えられる範囲だ。

 強度を下げて不安要素を増やす必要はない。


 夢に見た、あんな光景は、見たくないのだ。


 服を掴んで、懇願した。


「大丈夫です。少し、驚いただけで、耐えられます。耐えられますから、」

「だめだ」


 服を掴むわたしの手を取って、わんちゃんが首を振る。


「お前はまだ、十三のガキだろうが。成長課程の身体に負荷が過ぎれば、上手く成長出来ずに身体が歪んじまうぞ」

「でもっ」

「良い子だから、聞き分けろ」

「嫌です!」


 ちりん、と首元で鈴が鳴く。


 わたしが暴走したとき、近くにいて、被害をこうむる可能性が最も高いのはツェリなのだ。

 画面越しでさえ恐怖に震えるような経験を、ツェリに味わわせるわけには行かない。


 それに、何より、


「わたしは、ひとを、殺したく、ないっ」


 ちりん、と言う鈴の音に合わせて、涙が目からこぼれた。


 だめだ、落ち着かないと。

 わたしは感情を、殺して生きないと。


 首輪なんて付けていても、暴走すれば抑えきれない。

 わたしの魔法は簡単に、ひとの命を奪えてしまう。


 夢見た景色に、心が乱される。

 狂気をはらんだ目をした、“わたし”が、ヒロインを、


 いやだ。


「わたしに、ひとを、殺させ、ないで…っ」


 もっと生きたかった。死にたくなんてなかった。

 もっと、ずっと、一緒に、


「大丈夫だ!」


 甘い香りに、身体を包まれる。


 とくとくと、生を刻む音が耳に届いた。


「大丈夫だ。お前に、ひと殺しなんか、させねぇよ」


 わたしを抱き上げたわんちゃんが、大きな手で頭をなでる。


 わんちゃんはあまり背が高くなくて華奢なわりに、手が大きい。


 ツェリと出会う前、わたしがひとりぼっちだった頃から、変わらずわたしをなでてくれる手だ。


「たとえお前が暴走しても、俺が止めてやる。お前が誰かを傷付けたりしねぇように、俺が絶対に止めてやる」


 “ずっと”、わたしを支えてくれた声だ。


 甘い香りに、頭をなでる手に、耳になじむ声に、興奮で乱れた呼吸が、落ち着きを取り戻して行く。


「必ずお前を守るから。だから、安心しろ」


 あやすように身体を揺すられて、わんちゃんにすがり付く。


 鍛えた様子なんて一切ない、痩せて頼りなさそうな身体。

 でもわんちゃんは、この国で最も頼りになる相手だった。


「俺が、お前を歪ませたくねぇんだよ。聞き分けろ。心配しなくても、お前はそう簡単に暴走しねぇ。俺が保証してやる」


 お前の頑張りは、俺がいちばん理解してんだからな、と、信頼する相手に認められれば、嬉しくないはずがない。


 ぎゅっと抱き付くわたしが、もう一押しで落ちることなんて、わんちゃんにはお見通しだろう。


 ずっと、支えてきてくれたひとだから。


「んで、万一暴走しても、俺が止める。天下の大魔導師、ヴァンデルシュナイツ・グローデウロウスさまが、絶対止めてやるっつってんだ、なんも心配ねぇだろ?お前は俺を信じて、俺の言うこと聞いてりゃ良いんだよ」

「…でも」

「でもじゃねぇ。俺が良いって言ってんだ。異論は認めねぇ」


 …どこの俺サマだよ。ジャイ○ンか。


 でも、その言葉に安心してしまうのだから、わたしも世話がない。


「…嘘だったら、恨みますよ」

「俺は、法螺は吹いても嘘は吐かん。だから信じろ」


 その言葉が嘘だろうとは、言わないことにした。


 わんちゃんなら、きっと守ってくれる。

 今までだって、大丈夫だったのだから。


 その後わたしはおとなしく、わんちゃんの言葉に従った。




 白過ぎるほど白い肌に目立つ、鈴付きの真っ赤な首輪。

 罪人の証とすら言えるその枷を、けれどわたしは隠さない。


 良く見えるよう襟元を開いて、胸を張って見せ付ける。


 なぜならその真っ赤な首輪こそ、国いちばんの大魔導師さまが、わたしを守ってくれている証だから。


 もう、夢に囚われるのはやめよう。

 わたしはぜったいに、ゲームの“エリアル・サヴァン”のようには、ならない。






拙いお話をお読み頂きありがとうございます


エリアルが前世好きだった声優さんは架空です

どうぞお好きな方を設定下さいませ


ジャンル恋愛なのに恋愛しないとか言い出す主人公ェ…


続きも読んで頂けると嬉しいです

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― 新着の感想 ―
[一言] もう完っ璧に落ちてますやんw 男装完璧超人執事アルくんより、こっちのほうが好みだなあー。
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