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ぶどうの話をしよう  作者: あいなめ
2024 摘み取り
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藤稔

 お盆のあたりからずっと読み物していたりして、なんだかすっかり溜まってしまいました。なんとか採ったものは紹介したいところ。


 摘み取り二回戦で、新規に藤稔が採取出来ました。藤稔は、とても大型のぶどう。今回自家用には二房採取しましたが、いずれも1Kg超えでした。大型でも普通は800g前後ですので、1Kgというのはかなり立派な房。

挿絵(By みてみん)

もう入ら切らないほど。


 粒の写真は

挿絵(By みてみん)

そこそこ深く色づいています。そこそこの大きさもよく判るかと。でも、重量的には選んだ粒で平均16gぐらいでしたか。最大の粒はもっと重いでしょう。

 ここの農園では、種無し処理をしていると思われ、ほとんど種はありませんでした。


 糖度的には、16度ぐらい。味は、基本的に淡泊。甘みはそう強いわけではありません。酸味もありますが、そこまでとがっているわけでなし。すっきりさっぱり系ということで、場合によったらちょっと物足りなさが出てくるかもしれません。味自体というよりは、そのサイズの立派さを愛でる感じのぶどうです。


 なお、藤稔は冷凍して食べるのに向いている気がします。冷凍したらサイズ的に食べがいがありますし、甘みと酸味のバランスが氷菓として味わうときにはバランスが良いように思います。なんなら、冷凍した方が甘みを感じるかもしれません。また、冷凍すると皮を気にせずに食べられたりします。たぶん少しずつ食べることになるので、皮の存在感が薄くなるんでしょう。冷凍するの、おすすめです。

 ちゃんと粒ごとに切り分けて保存すれば、持ちも良いようです。二週間たってもほとんど劣化は感じませんでしたし、なんなら粒に残った軸も緑のままでした。ただ、摘んだ直後だけではなく、保存中にも裂果が生じることがあるようです。裂果して果汁が出てきたらすぐにカビを呼びますので、保存中にも気を付ける必要は出てきます。裂果したら早めに対処が必要です。

 実際、写真の房も裂果している粒が見えます。こういうのは早めに食べきらないといけないです。

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歌川 詩季さまからの頂き物です。
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