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ぶどうの話をしよう  作者: あいなめ
輸入ぶどうとか
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ティンプソン

 アリソンを買ったスーパーでは、他に何種類かの紫のぶどうと、あと緑のぶどうを売っていました。

 次に試したのは、ティンプソン。緑の種無しぶどうです。似た名前のぶどうにトンプソン(シードレス)がありますが、違うもの。前者はTimpson、後者はThompsonです。やはり先のデルモンテのページに言及がありましたが、外国では

https://goodfruitguide.co.uk/product/timpson-green-grape/

に説明がありました。ちなみにですが、それ自体も見かけるトンプソンは、カリフォルニアレーズンの原料ぶどうなのだそうです。干した後の色から、紫のぶどうが原料かと思っていましたが、緑のぶどうでつくるんですね。


 さて、買ったティンプソン。パッケージは基本的にアリソンと同じ。

挿絵(By みてみん)

重量も300g程度と同じ。房は大きなものを一つと小さいものが二つ。重さを調節してパッケージングしているのは間違いないでしょう。値段はやはり400円弱(税別)。

 色は緑から黄色に掛けて。粒の重さは6g程度の中サイズ。


 断面はこちら。

挿絵(By みてみん)

中身も緑色です。皮は薄め。食べるのに問題はありません。果肉は比較的柔らかめ。持ちの面では、紫のぶどうに劣るかもしれません。

 糖度を測ると、下のものが16度、その他が20度程度でした。この類のぶどうの例にもれず、緑よりは黄色がかっている方が糖度が高いようです。実際に、下のぶどうはちょっと物足りなさを覚えましたが、上二つはそれなりの味でした。


 味の傾向ですが、マスカット系、という感じです。シャインのつかないやつね。糖度の割に甘味はそれほど強く感じません。酸味というか、さわやかな感じ? がします。後味に残るのも酸味系の方。

 確か、昔食べたいわゆるマスカットは、甘味が弱いぶどうでしたが、それに近しいものを感じます。もちろん、マスカットよりは甘いのですけれど。かといって、マスカット香があるわけでもないので、他の品種のぶどうに対して特に味の優位性は感じられません。


 これだったら、別のぶどうの方がいいかなあ、というのが今回の結論です。


紫のぶどうは、また別の品種を扱っているんですよね… OKでは。

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歌川 詩季さまからの頂き物です。
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