とりあえずのまとめ
土曜日に取ってきたぶどうも全部はけてしまいました。
一応ここで今年のぶどうについてまとめておきたいと思います。
まず、今年のぶどうですが、総体的に言って「はずれ」の年ではないかと思います。
ワイン用のぶどうの名産地の条件として、昼夜の寒暖差が激しい、というのがあるそうです。これは、生食用のぶどうでも同じことが言えるそうです。雨が続いて天候不良の年が不作なのは自明なのですが、今年のようにやたら暑い日が続き、夜になっても温度が全然下がらない、という状況もぶどうにとっては良くない環境であるようです。
暑いと、巨峰系などのぶどうは着色不良が起こりやすいらしく、また糖度が上がりきらぬままに熟してしまうことがあるように思います。
今年食べたぶどうでよかったものを挙げていくと
・ナガノパープル 安定のおいしさ。外れがない感じでした。
・高妻 思っていたよりしっかりとした甘さ。持ちもよい感じでした。来年はもう少し採ろうと。
・紅瑞宝 赤くなくても、そこそこにはおいしい。もうちょっと採ってもよかったかも。赤いものも、いつかは食べてみたい。
普通程度としては
・シャインマスカット 美味しくなくはないのですが、昨年のおいしさが忘れられません。マスカット香が少なく感じ、後味に物足りなさを覚えました。単価でナガノパープルの4割ほど高く(去年より高くなっていたと思う)ついていたので、その分を考えてもちょっと残念に感じます。
・藤稔 まあすごくおいしいというわけではないのですが、このあたりのご当地ぶどう。来年もいくつかは採ってくることでしょう。採った後の処理は、きちんと済ませることにしましょう。
残念だったものとしては
・ブラックオリンピア 完全に出遅れてしまいました。ただ、暑さもあって一番成りが採れたのか、またそれがどれほどのものだったのかは今となっては判りません。来年は、まずは情報をちゃんとすることにしましょう。
・ピオーネ 数を採ってこなかったのは正解ですが… 来年リトライですか。
・バイオレットキング・ゴルビー よほどきれいに色づいていなければ… パスするつもり。9月の開園でバイオレットキングがどうなっていたか確認できなかったのは残念でした。多摩ゆたかもいいかな…
というところでしょうか。ブラックビートについては、評価は保留中。もう少し食べてみないと何とも言えないかも。スカーレットとか、去年はありましたが今年は木を見かけなかったのでもしかしたらなくなってしまっていたのかもしれません。
今週末、別の農園でシャインマスカット等が開園します。すごい行列になると思うので、行くかどうか。もし行ってみたら、結果をまた書いてみます。
来年に向けての反省点としては
・ぶどうの処理だけは早めに済ませるようにします。悪い粒などはきちんと取り除くこと。冷蔵で保管すること。去年まではクーラー使っていなかったので、部屋の中の風通しは良かったのですが、今年はずっとクーラーつけていたので、部屋の温度は上がり気味だったようです。
・ぶどうの実の写真は… もうちょっとおいしそうに撮りたい。明るさとカラーバランスをちゃんと固定して、色味の差をきちんと出したい。デジカメ最近やってないんですよね。物撮りってほとんどしてこなかったので。
あとは、店売りのぶどうもちょっと調べてみたいことはあるので、そちらについて追記するかもしれません。




