表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/101

藤稔とブラックビート 別農園にて

 最初に言った農園は、連日開園していました。それとは別の農園が、開園日は同じだったのですがその後しばらく閉園して、一週間後に開園することになっていました。そちらのほうにも顔を出してみました。さきに、サマークイーンの話で出てきた農園です。

 ちなみにですが、このあたりの農園ではブドウの種類によらず(時期で変わりますが)キログラム単価は同じです。ただ、単価は農園ごとにことなります。こちらの農園は、行きつけのそこより2割ほど値段が高いです。中には、さらに高い農園もあるのですが。


 さて、そこでとれたブドウは藤稔とブラックビートだけでした(おまけのサマークイーン除く)。それらについて少し。

 藤稔は、二番なりですが、それなりに立派な房でした。重さは630g超。粒の重さも20g程度。一番大きな粒は27gもありました。

挿絵(By みてみん)

色は深い紫。一円玉と比べてもらうと、粒の大きさがよくわかると思います。

挿絵(By みてみん)

味は、藤稔。甘さがすっと抜けて酸味に代わっていく感じです。糖度は16-7度。ジューシーさはそのままですが、この房はあまり劣化はしませんでした。


 そしてブラックビート。ブラックビートはいろいろと判断に悩む品種です。「ねっとりとしてすごく甘くておいしい」という人がいたのですが、自分はそこまで満足できる房に当たったことはありません。

 ここでとってきた房の一方はとても劣化が早かったのですが、もう一方はそこまででした。やはり、藤稔やブラックビートは早めにチェックする必要がありそうです。房の重さは400g程度とかなり小ぶり。粒の重さも9g程度とかなり小さめでした。

挿絵(By みてみん)

糖度は17度ぐらいでしたが、食べている中にはなかなかおいしい、と思われる粒もありました。

 収穫時期と農園で、藤稔は3回、ブラックビートは2回とってきたのですが、藤稔はどれも藤稔、という感じ。安定しています。ブラックビートはものによって感じが大きく異なりました。ですので、これがブラックビートと言い切れない感があります。もう少し食べて判断してみたいと思います。


 なお、こちらの農園のおじさんが話していたのですが、ブラックビートは熊本で開発され、なかなか人気が出ずに当初はくまモンをイメージに使っていたとか。wikipediaによると、確かに藤稔に比べて色づきは良い、と書いてあります。熊本で作られただけあって、暑さに強いのかもしれません(?)。どのぶどうも今年は暑さに苦しめられたようなので。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
歌川 詩季さまからの頂き物です。
duwx9axu8ccq2skm818jfq51my_zor_uq_pq_bxej.jpg
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ