ブラックオリンピア
さて、第一弾のトリとして、ブラックオリンピア。
お気に入りのぶどうなのですが、今年は失敗してしまいました。摘み取りに行った先週にすでに先行公開があり、その時にほとんどの房が取られてしまったようです。実際に採りに行った際には、残っている房は4つしかありませんでした(二番手の入場でしたが)。
また、その後農家さんに話を聞く機会があったのですが、ブラックオリンピアは特に収穫時期が早い品種で、農園の公開時期に合わない場合には、JAの直販所に流しているということでした。
ですので、今年入手できた房はかなりクオリティに問題がある房であり、それで戦力を測るのは適当ではない、という事は先にコメントさせていただきます。
ブラックオリンピアの房の重さ380g程度。粒の重さは10g程度。色は、ブラックを名乗るのがおこがましいほどに紫でした。多分、この色づきの悪さから、残されていたのではないかと思います。普通の房は、もう少し黒いと思います。
ちょっと時間が経ちすぎたので粒が柔らかくなりすぎて、形が少し崩れていますが。
糖度は、それでも20-21度程度。甘さはねっとりとした感じで、果汁感は少なめでしょうか。評する人によっては、「ハチミツのような」と言われる事もあります。
機会があれば、ぜひ一度ご賞味ください。
同じ農園で後日、藤稔と高妻を採って来れたので(それでも、残り物ですが)、そちらについてと、本日別の農園に出向いて、やはり藤稔とブラックビートを採ってきましたので、そちらについて稿を改めて。
あと、そこでサマークイーンの粒売りもしていましたので、そちらとゴルビーを絡めて。




