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ぶどうの話をしよう  作者: あいなめ
2022 雑感
14/101

好きなぶどう

 では、最後に昨年の反省も含めて、好きなぶどうなどについてまとめておきたいと思います。


 結論としては、やっぱり定番は美味しい、ということ。率直なところ、最後に駆け込みで収穫したシャインマスカットの子孫の新品種のクオリティは余り満足できるものではありませんでした。農家さんのノウハウの集積や、木自体の成熟なんかもあるかもしれませんが、同じお金を出すなら、別のぶどうを、と思いました。


 ここいらでは、藤稔を代表とするむらさきのぶどうが定番なので、やはり紫のぶどうが安定して美味しく感じます。ナガノパープルは、皮ごと食べられるぶどうで、糖度も高く非常においしいです。これは絶対に抑えておきたい。

 あと、なかなか量は取れないのですが、ブラックオリンピアも美味しいぶどうです。やはり紫のぶどうは糖度が高いものが美味しい。ねっとりとした甘さが素敵です。

 藤稔はここいらの定番で数も取れることですし、取ってくることになるのは間違いないでしょう。粒の大きさは驚くものがありますが、甘味はというと少し落ちる感じがあります。今年は糖度計で糖度を測ってみたいと思っています。

 ピオーネは、ものによって全然違った味わいに感じますが、美味しいものはそれこそブラックオリンピアのようにねっとりとした甘さを感じられます。もっとも店売りのでは、そういうのにあたったことは無いんですけれど。ブラックビートの作成に、何度も掛け合わされたように、高名とは言えないでも愛される事が多いぶどうなんだと思います。

 ブラックビートは、最近すこし増えてきている感じがしますが。藤稔に比べてそこまで特徴があるかなあ、という印象です。少しは食べてみるつもりですけれど。

 高妻などについても、良いものがあればとってきたいとは思います。稲城とかに出向いて高尾を買ってみるのも良いかもしれません。


 緑のぶどうでは、やはりシャインマスカットが頭抜けています。ただし、当たりはずれは大きい。買い始めたのはこの二年なのですが、3つの農園を回って、満足できたのは一か所だけでした。

 美味しいシャインマスカットは、本当においしい。ずっと口の中に残る香り。一粒食べればしばらく口が幸せになります。不味いのは、だめ。渋かったり、甘味が全然足りなかったり。全般に糖度は紫のぶどうに勝りはしませんが(じっくり熟成させると、凄く甘くなるらしいけれど、それを食べたことは無いし摘み取り園ではそこまで残る事もない)、バランスという点でとても高得点になります。


 問題になるのは赤いぶどうで、うちのそばでは赤いぶどうがなかなか赤くならない。Webで見かける赤いぶどうって本当に赤いんですね。ああいうの、食べてみたい。ぶどう園の農家さんは、赤くなってなくても十分美味しい、というのですけれど、やはり赤い方が美味しいような気がします。

 赤ぶどうでスカーレットを去年食べたのですが、一か所は緑色で味はそこそこ。もう一か所は赤や黄色に少し色づいている感じで、こちらの方がかなり甘かった。ただ、粒の大きさ自体が全然違っていたので、その点の差異もあるかもしれない(小粒の方が、糖分集めやすいような気がするので……)。

 まあ、紅瑞宝とかけっして美味しくないぶどうではないので、そこそこには食べてみようかな、と考えています。




 さて、去年の経験を基にした話は、こちらでひとまず締めとします。前話で書いたように、今年はすっかり出遅れてしまいました。

 今年の経験についても、できれば追記して行けたらなあ、と思っています。

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歌川 詩季さまからの頂き物です。
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― 新着の感想 ―
[一言] 「ぶどう」「マスカット」くらいで括ってしまいがちですけど。  あたりまえですが、いろいろあるのですね。  いままでに食べたことあるのが、「赤」なのか、赤っぽい「紫」なのかわからないので。ち…
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