皮の剥きかた
昨今、皮を剝かないでそのまま食べられるぶどうが増えてきています。まあ、外国では皮は向かないのが普通だったりするようですけれど。
代表格は、やはりシャインマスカットになりますが、その子供の品種やナガノパープルなども皮ごと食べられるとされています。皮ごと食べられる品種は、ぶどうの皮自体が薄くなっているので、口に残らず飲み込むことができるようなのです。
しかし、普通の巨峰やピオーネみたいなのの皮は、食べてしまうにはちょっと難があります。そういう皮を剥くときに。普通はへたの部分から剥くでしょうが、そうすると途中で切れてしまう事が良くあります。その場合は、へたと反対の先端部分に包丁で軽く十字の切れ目を入れて、そこから逆方向に剝くと、剥きやすいようです。
あるいは、縦に半分に切ってやれば、中身を押し出す感じでわりと簡単に中身と皮が分離できます。
まあ、自分はいちいち皮を剥くよりは、丸ごと口にほおばって、まず半分に嚙み割り、皮をつるっとはがす感じ(上の縦に半分に切るやり方に似ている)で取り去って、その皮だけ出して捨てるようにする方が多いです。口の中のものを出すので、行儀はあんまりよくないかもしれませんが。
皮ごと食べられるぶどうでも、時期などを外したものだと、皮に渋みみたいなものが出てくることがあります。その場合は、全体を口の中に入れてしまうとあんまり美味しくないので、積極的に皮を手で剝いてから食べる方が良かったりします。




