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9話
ドアを開ける前に拳銃を用意した。
この拳銃は、会社から支給される拳銃で
アルティックの傘下の会社が製造している。
もう一度拳銃を見る。大丈夫。的が人に代わっただけ。
少なくとも、時間さんの足を引っ張らないよにだけは…
よし。
建物の中に入った。
入口を開けると、
受付に2人、カフェに1人、警備員2人いた。
私が2人殺し、時間さんが3人殺した。
警報機が悲鳴じみた音を鳴らす。
上のフロアが騒がしくなった。
1階にはもういないようだ。
「2階に行きましょうか。」
「はい。」
本番はこれから。
死なないように。
会社の役に少しでもたてれるように。