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 子供の頃からその傾向があるなとは、うすうす感じていた。


 大切にしているものほど、簡単に失くしてしまう。


 生まれて初めて買った透明でない傘を、最初の雨の日に電車に置き忘れた。


 祖母の形見にもらった着物は、一度も着ないうちに、色ヤケして、見るも無惨な状態になっていた。


 両親が、海外赴任のお詫びにと買ってくれた空色の自転車にいたっては、乗ることを惜しんで歩道を押して歩いていたにもかかわらず、昼間から酔っていた中年親父に蹴飛ばされ、フレームが歪んでしまった。



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