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亡霊の隊列  作者: 霧狼
第三章

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狂信的検証 ― リップ・リーンの「遊び」と「業」 ―

本日10話目これで完結です


 リップ・リーンという女にとって、資金調達など児戯に等しかった。

 彼女は支配者である恐竜を遺伝子操作で小型化し、愛玩動物ペットへと作り替えた。それを退屈な富裕層に売り捌くことで、軍に依存しない莫大な研究費を稼ぎ出していたのだ。


 だが、その裏で行われていた真の実験は、さらに禍々しいものだった。

 彼女が検証していたのは、自身の「進化の伝播」が人類以外の種、あるいは機械知性にまで及ぶのかという、神の領域への侵食である。


「結果は既に見えている。……けれど、万が一、兆分の一の『誤差』があるかもしれない。それを確かめずにはいられないのが、科学者の悲しいさがなのよ」


 彼女の狂気は、かつて命を救った男「カムイ」にさえ向けられていた。  

リップはカムイを救命した際、彼の脳内に密かに特殊なチップを埋め込んでいたのだ。覚醒した『ブルー・ミュー』からの信号を受け、そのチップが起動する。


 それは、カムイの脳とブルー・ミューを直結ニューラリンクさせ、人間の肉体と素粒子コンピュータを一つの神経網に統合する禁断の実験。  目的はただ一つ。人間と機械を同期させることで、ブルー・ミューが「もう一つの次元」を認識し、真の神へと昇華できるかどうかの検証。


「結果はわかっているわ、そんなことは。けれど、試さずにはいられないの。この『答え』が現実を侵食する、その瞬間を見るまでは」


 リップ・リーンは、冷徹な瞳でモニターを見つめる。  

 彼女にとって世界は巨大な試験管に過ぎず、かつて愛したルナも、救ったカムイも、その検証を彩るための貴重な「検体」に過ぎないのかもしれない。リップは自分でも、このことだけは永遠にわからないのだろう。



あとがき




お付き合いいただきありがとうございました。




キャラクターおよびメカと設定が足りない、 文章力が足りない、そのため 文章に色がない 。このまま続きを書き続けるにはあまりにもお粗末な文章なので、今まで書いたものを設定を突き詰め、 文章の勉強をしていきたいと思います。




ストーリーは大まかに変わりはないのですが、少しずつ改訂版を書いていこうと思います。






読んで頂いてありがとうございました。



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