第61話 巨乳、現る
「やっと来てくれたね! 二の丸様、うれしいよ!!」
俺は今、抱きしめられている。
豊満な胸に、何カップ?Gカップ?Iカップ?その巨大、何カップだかに俺は今、埋もれている。
すごいぞコイツ、めちゃくちゃ柔らかい!
今日はおっぱいの話をしよう。
いや、しなくてはならない。
ウチの女房衆で言えば巨乳筆頭は正室レイラだ。
さすが姫様、正室様だ。
いや、巨乳と呼べるのがレイラしかいない、てのもあるが……。
揉みごごち抜群の帝国の宝、そう、国宝といって良いだろう。
いつまでも揉んでいたい、それがレイラさんのお乳です。
レイリのおっぱいは大きさこそ姉に劣るが、これまたハリのある良いおっぱいだ。
揉むとツルン、ツルンとしてて揉んだ気にさせないところがスゴイお乳だ。
まるでゼリーのようなおっぱい。
さすが姫様、レイリ様だ。
カナエのおっぱいは固い。
もはや乳なのか筋肉なのか。
そこそこ弾力があり、これまた感触の良いお乳です。
さすが少佐殿。
カナンのおっぱいは一言で言えば水風船。
これホント、中に肉が詰まっているのか? というような触り心地だ。
もちろん触り心地は良いお乳だ。
さすがドラゴンライダー
サキのおっぱいは標準的なおっぱいだ。
けど少し筋肉質的なとこもあって、カナエとレイリの中間的なハイブリッドおっぱいだ。
最高の障り心地を保証しよう。
さすが影の者
クロ(大人)は魔性のおっぱいだ。
レイラに次ぐ巨乳だったがもう味わえないかと思うと少し寂しい。
おっぱいとは一期一会なのだと俺に教えてくれた、良いおっぱいだ。
クロ(大人)のおっぱいよ、永遠なれ。
さて、これで先っぽまで評価しだすとキリがないのでこの辺にしとくが、俺は今、目の前のおっぱいに埋もれている。
きっと、このまま昇天してしまうのではないだろうか……。
「タマキ様、そろそろ主が窒息する」
「あ、ああごめんね、サキ様、大丈夫? 二の丸様」
ふぅ~~~、俺はもう少しでおっぱいで、気を失うとこだった。
◇◇◇
龍乃七条家・長女、龍乃七条タマキ 二十歳
龍乃七条家は 竜の育成を行う。帝国で扱う民間・軍事の竜全般の飼育などを統括する一族だ。
俺は今、そこの領地にある広大な竜牧場の一つに来ている。
タマキには会った早々おっぱいによる殺人未遂があったが、これは不問とする。
そこの館で一日歓待を受け、龍乃七条領地にある、中心都市・龍之南市にある龍乃七条家の屋敷に逗留してて今日は牧場見学だ。
オカッパやら近衛やらゾロゾロ引き連れてのいつもの警備風景だが、これに今回からカナンのとこから飛竜まで借り出されて警備に当たっている。
もともとVIP待遇の警備だったが、ずいぶん大げさになってしまった。
◇◇◇
さて、俺の誘拐騒ぎがあった後なのに、なんでまたご令嬢巡りを呑気にしてるか、という説明をしておこう。
俺の行動には、めちゃくちゃ制限をかける派と今まで通りでいい派がいて、対立中らしい、的なことを前回、説明した。
単純に言えば、今まで通り行動させよう派が勝った、てことだな。
ご令嬢巡りは俺が言い出したことだが、これの予算はもう計上されていて今更やめるわけにはいけない、といことらしい。
後はすでに行ってるとこと行ってないとこで差別されたら困るとかなんとか。
一時は俺をお城から出さないで、残りの令嬢を一気に後宮入りさせよう、いやだめだ、とかなりモメたらしい。
そういうわけで俺の行動制限をどうするか、は結局警備を増やすことと、都度警備体制を見直す、てことでケリがついたらしい。
次に夜霧だ。
ずっと俺とサキとくっついて行動してたが、なんと三ヵ月で三歳児なみの大きさに育った。
他の赤子は皆、まだおぎゃあ、おぎゃあと泣くしかできないのにこの子は「おとうしゃん、おはよ!」と会話ができる。
俺と離れると寂しそうにするが、赤ん坊の時の様に癇癪を起すことはなくなった。
ある日一緒に庭を手を繋いで散歩してた時、何となく
「どうして夜霧だけこんなに大きくなっちゃったのかぁ~、すごいねぇ~」
なんてつぶやいたら
「よぎり、おかぁしゃんいないから、おっきくなったよ」
とニッコリ笑いながら言われた。すげぇな神の子。
それで一週間ほど留守にするがいいか、と聞いたら
「うん、らいじょぶ、いっれらっさい」
と言われた。いい子だ。
まだこの世に生を受けて三ケ月とは思えないな。
ほんと、俺もな、おっぱいに埋もれてる場合じゃないよな!
それでサキはそのまま、また侍女みたいになってる。
いいのか、それで?
「かまわない。側室候補の邪魔はしない」
いや、それ、向こうの方が委縮しちゃうんじゃないのか?
「わかった……次回は遠慮する……」
そうしてくれると俺の精神も少しは安定するよ……。
◇◇◇
それで竜牧場だ。
もちろんオカッパが大ハシャギだ。
アイツのために来たような感じになっちゃってるよな。
今日来てるのは食用竜の牧場だ。
竜を食べるのは共食いじゃないかと思うだろ?
俺もそう思っていたのだが
「人も豚や牛など同類の哺乳類を食べるでしょ? 同じことよ」
と昔居酒屋でオカッパに言われた。
……なるほど?
ここは半分観光施設でファミリー向けに乗竜も出来る設備もあり、なかなか面白い。
「二の丸様、あっちにチビ竜による競竜してござる。ちょっと賭けてみるでござるよ」
「二の丸様! あっちに黒竜がいましたよ! 見に行きませんかっ!」
……俺のお側衆が俺よりはしゃいでいる。
◇◇◇
「コッチが草食竜の、ホラ、昼間見たステーキね。こっちが肉食竜のステーキ、ね、食べ比べて見て」
タマキがおっきな胸をプルンプルンさせながら俺に給仕をしてくれる。
……たまらんな……
とか思いながら両方食べてみる。
「! この肉食竜の肉……うまいな……」
「そう? うれしいな! 二の丸様は肉食竜より草食竜の肉がお好みとお伺いしてたので、どうしても二の丸様に美味しい言ってもらえるお肉をお出ししたかったの!」
「うん、これはいけるよ、今まで食べてたのはどうもスジっぽいのが多かったから、これは柔らかくていいね!」
「ふふふ、私が後宮入りしたら沢山食べさせてあげるよ!」
俺は夢中で大好きな草食竜の肉はもちろん、珍しく肉食竜の肉も平らげた。
もちろん、夜はタマキを思う存分味わわせてもらった。
竜の肉をたらふく食べたおかげだろうか、俺の精力は衰えることなく巨乳を味わったのだった。
……なんて堂々と言えればよかったのだが……




