表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
果ての果ての銀河を又にかけ宇宙海賊DASを取り締まる正義のSTRS 指揮下幼年学校2年1組リスター少年達の戦記  作者: 佐久間五十六


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

97/120

まだかよ?四天王最強の手練れ

 ロルラリアブラザーズを倒した事によって、エリア3には空白が生まれた。シャドー軍団は全滅し、もうシャンドラーが現れる以外に選択肢はなかった。

 既にSTRSの艦隊に、奇襲攻撃を仕掛けたDAS 残存艦隊は、これに失敗。最早勝ち目は無いと見たシャンドラーは、旗艦宇宙空母レッドバルザーグから待避、サウィノスエリア3へ向かった。

 「つーかさ、ダスも案外迂闊だよな。」

 「これ!エリア4に行ける鍵じゃないすか?」

 「誰が持ってたの?」

 「わかんねーな。多分ロルラリアブラザーズの誰かだろ?」

 「じゃあ、シャンドラー来る前にエリア4も制圧しちゃおうよ?」

 「まー待て。エリア4にはギャートルがいる。宇宙ギャングもウヨウヨいる。そんなところにシャンドラーが来てみろ?兵士も兵器も限られてんだ。ここは、シャンドラーを待とう。それにさっき、アイザー・ゼルト元帥閣下から朗報が入った‼」

 「ローホー?」

 「STRS艦隊が、DAS残存艦隊に止めをさしたとさ。レッドバルザーグからシャンドラーが、出てきたのもバッチリ、アイザー・ゼルト元帥閣下が確認したって。」

 シャンドラーは想定を超える強さのリスター達を甘く見ていた。こんなにも早くロルラリアブラザーズがやられてしまった事はシャンドラーの誤算だった。戦況を見つめれば浮き彫りになるのは、アイザー・ゼルト元帥の首よりも、リスター達サウィノス突入部隊を全滅させるのが先だとシャンドラーは思った。

 シャンドラーは事実上ブラックキャットとホワイトキャットの兄弟の下のNo.3であり、四天王最強の手練れだった。

 「休憩はもう充分だぜ?」

 「装備の点検でもしておけ。」

 「うぃーす。」

 「ヤソップ?寝てるか?」

 「なんすか隊長?」

 「銃の点検を怠るな。お前の狙撃が鍵になるかもしれねーから。」

 「イエッサー!」

 リスター達ははやる気持ちを抑えながらも来るべき戦いに向けて英気を養っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ