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果ての果ての銀河を又にかけ宇宙海賊DASを取り締まる正義のSTRS 指揮下幼年学校2年1組リスター少年達の戦記  作者: 佐久間五十六


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ロルラリアブラザーズ3男トールテン

 3騎星は律儀に一人ずつ現れた。まずはロルラリアブラザーズの末っ子、3男のトールテンがリスター達の前に立ちはだかった。リスターとしては、時間が惜しい為3人まとめて相手をする覚悟でいたから、わざわざここで無茶をする事もない。

 3男トールテンの武器はサンダーロッドという雷撃の使える棒切れを使ってきた。リスターとしては、今更驚くような事では無かったが、油断は禁物だ。実際には攻略に少し時間がかかった。

 理由は、サンダーロッドから放たれるサンダーボールに威力があり、触ればトールテンの思う壺であった。個人的な恨みの気持ちはないが、早い所サンダーロッドを封じてSRSソードで、イチコロと行きたい所であった。

 トールテン攻略の糸口は以外と単純だった。グロセリウス1狙撃の上手いヤロップに54式レーザーガンを、トールテンの手元にあるサンダーロッドに向けて発射。あとは時間切れになりサンダーボールが消えるのを待つだけ。卑怯かもしれないが、所詮戦争なんて化かし合いだ。

 つまらぬ騎士道精神や武士道精神は、勝利の前に邪魔な事もある。その中で、どれだけ非情な判断を下せるかという事も、部隊指揮官には必要な事である。サンダーロッドを失ったトールテンは金棒を失った鬼も同然であり、リスターの切れ味鋭いSRSスラッシュが久し振りに炸裂した。

 さっさと次よこせ。と言わんばかりの一撃であった。リスターははやる気持ちを抑えるので精一杯であった。やはり、3騎星がいくら強力とは言え、所詮シャンドラーの配下。大した事じゃない。しかし、リスターは何故これほどまでに強くなったのか?その答えはこれから戦って行く内に分かる。

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