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果ての果ての銀河を又にかけ宇宙海賊DASを取り締まる正義のSTRS 指揮下幼年学校2年1組リスター少年達の戦記  作者: 佐久間五十六


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80/120

STRS 指揮下傭兵部隊

 リスターやジャスミン達がエリア2に入ろうとしていた、その頃…。

 時を同じくしてブラックキャットの黒い陰謀が静かに始まろうとしていた。

 宇宙空母3隻、宇宙戦艦48隻、以下級宇宙駆逐艦100隻、保有作戦機1万機のDAS大艦隊がとある目標に向かって、出撃した。指揮を取るのは、ブラックキャットの兄である副総帥であるホワイトキャットである。

 彼らはSFF(スペース・フォース・ファイブ)を目指していた。と、言うよりはSTRSの最高司令官であるアイザー・ゼルト元帥の首を討ち取るただそれだけの為に、ブラックキャットは信頼のおける兄貴に、今持ちうるDASの総力を結集して小さな司令艦である、SFFを破壊しに来た。

 こうする事で、サウィノス突入部隊だけではなく、STRS全体の目を欺く事が目的だった。実際にDASの大艦隊を目の前にして、SFFの周辺は、非常に防御が薄いと言わざるを得なかった。SFF からの緊急信号を、キャッチしたウェントハット中将とサウザイガム中将率いる東西連合艦隊が対応にあたった。

 だが、東西連合艦隊だけでは戦力が見劣りする為、更なる援軍としてSTRS指揮下傭兵部隊総員を緊急召集して戦線に注ぎ込んだ。作戦機7500機及び宇宙戦艦50隻を、傭兵部隊に託した。アイザー・ゼルト元帥は、これが最後の艦隊決戦になると予測しながらも、リスターやジャスミン達サウィノス突入部隊には一切戦況を伝えなかった。それを全軍に指示。

 とにかく、リスター達には何としてもサウィノスを奪還してもらわねばならない。アイザー・ゼルト元帥は、南北連合艦隊にも声をかけて、何としてもSFFを守る決意でいた。

 そして、サウィノスから一人の少尉がSTRS指揮下傭兵部隊を率いる為、派遣された。ミシェリー少尉である。そう、リスターの恋人もまたSTRSの未来の為、命をかける覚悟を決めていた。STRSとしては総力を結集して、DAS残存艦隊との決戦を迎えようとしていた。

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