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果ての果ての銀河を又にかけ宇宙海賊DASを取り締まる正義のSTRS 指揮下幼年学校2年1組リスター少年達の戦記  作者: 佐久間五十六


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2ルート方面作戦

 DAS-4とSTRSのゴッドフォーが直接ぶつかり合う事は無かったものの、兵力に勝るDASは人海戦術を利用して、STRSを劣勢にじわじわと追い詰めていた。

 全体の戦況はSTRSが劣勢だ。それがゴードス元中佐には信じられなかった。戦況不利の原因は分からないが、とりあえず今やるべき事は、反撃の戦力を整える事にある。

 その為、リスターとミシェリーの2人でダストボックスにいるSTRSの将官クラスの要人と、重要参考人を救い出すmissionに行く事になった。ゴードスは、リスドランと共に、DASに実効支配されてしまっている、南部方面隊本部のあるアリスガに行くという2ルート方面作戦を展開する事にした。

 お互いにmissionを成功させたら、その場合速やかにサウロスターに戻り、合流するという作戦にした。

 ダストボックスには、ジャスミンもいる。リスターにとっては、またしてもないチャンスを迎える事になった。

 もしも、この2方面作戦が成功すれば、現在は劣勢に立たされているSTRSも、少しは立て直せるのではないかと思われる。

 惑星間移動用のC級宇宙艦「スペースタール」はリスドランが手配してくれた代物で、作戦機4機を含む簡易戦闘能力を持っている、比較的初心者にも扱いやすい汎用宇宙艦であった。

 「リスター、ミシェリー、お前等の事は心配だが、俺は元南部方面隊司令官としてやり残した事がある。今作戦には同行出来ないが、お前達ならやれる。」

 「ゴードスさん、また一緒に戦えるよう祈ってます。」

 そう言うと、リスターはミシェリーと共に、「スペースタール」に乗り込み、イーストエリア最果てのダストボックスに向けて出発した。

 「ミシェリーは、見ているだけで良いよ。」

 「いえ、私も闘います。作戦機の操縦くらいできます。」

 リスターは、意外にも勇ましいミシェリーの返答に驚いていた。

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