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果ての果ての銀河を又にかけ宇宙海賊DASを取り締まる正義のSTRS 指揮下幼年学校2年1組リスター少年達の戦記  作者: 佐久間五十六


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見つからないC級宇宙艦

 コルオスターで、情報収集をすることが困難だと認識した2人は、サウロスター第3の都市であるディラドスターに行く為、通り道の途中にあるダルドスターから話を聞いて回る事にした。

 初めて乗るF級宇宙艦は快適そのものだった。リスターの操艦は中々センスのあるものであった。一般にA~C級が、対戦闘用の大型宇宙駆逐艦で、D.E級は中型クラスの宇宙艦で、F~G級は1人乗りの宇宙艦である。

 ランクが低いから弱いという訳ではなく、艦の大きさによって分類されている。Fランクの宇宙艦でも、強力な武器を取り付ければ、Cランク以上の大型艦を打ち落とす事も不可能ではない。

 とは言え、ランクの低い宇宙艦がランクの高い宇宙艦を倒すのは、難しい上に労力がかかるというのが、この世界の一般論であり常識だ。そしてこれは以下級宇宙艦というくくりにまとめられるジャンルの宇宙艦であり、この上には宇宙戦艦や宇宙空母艦載機を多数搭載可能な宇宙空母がある。

 以下級宇宙艦は最も規模の小さい作戦機のジャンルなのである。ダルドスターやディラドスターに、コルオスターで見つけられなかったC級以上の宇宙艦を見つける事が出来るとは、思わなかったがわずかな望みでもそのわずかな可能性にかけるしか、今の2人にはどうする事も出来なかった。

 とにかく得られている情報が少な過ぎる。焦る気持ちを抑えて、ゴードスとリスターはダルドスターへと着実に近づきつつあった。F級とは言え、惑星内で使えば、最良の移動手段である。果たして、リスターとゴードスは、ダルドスターで2人はこの惑星から移動出来る手段を見つけられるのか?それは、まだ分からない。

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