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エピローグ
「リスター、アスグリア銀河は君に任せた。」
「元帥の大任を仰ぐのは、少々重荷ですが…。」
「まぁ、そう言うな。そうだ!君に詩を書いて来たんだ。」
「詩ですか?いつから其のような御趣味を?」
「見て驚くなよ。凄い出来なんだから。」
題名 「戻れない明日」
戻れないものがあるから
毎日を大切に出来る
そういうものの積み重ねが
未来を築いて行くのだろう
いい加減な昨日よりも
正確な明日を一緒に築いて
行けたらなって理想を
語り合うけど現実は
そのように上手く行くとは
限らない
何時でも明日を
迎える覚悟は出来なくても
きっと戻れなくても
人はその置かれた場所で
きちんと花を咲かせようとする
第94代司令アイザー・ゼルト
「どうだ?良いセンスしてるだろ?そう思わないか?」
「感動しました。これを糧にこれからも頑張ります。」
これからもSTRSがアスグリア銀河の平和を守っていく。この世界が存在する限りずっと…。
完




