ボムポイント
「また会う事になるとは思っていなかったぞ!ブラックキャット。」
「私も同感だぞ。ショーン・リスター?」
「フルネームで呼ぶな。お前を倒してアスグリア銀河を平和にする‼」
「ふん。出来るものならヤってみろ。ところでその剣と盾は私が封じたはずだが?」
「そうだ。四天王を倒した証だ。」
「アトミックファインバーがあと一時間で起爆する。そうすれば、俺は苦労せず貴様らを倒せる。」
「それについては、別動隊が動いている。」
「別動隊?アトミックファインバーを止める気か?」
「エスモリニーがアトミックファインバーを見つけて、俺は貴様を倒す。」
「全ては、シナリオ通りだと言いたい様だな?」
「ブラックキャット。俺は貴様が長年かけて築いたものを全て壊した。」
「ほう。リスター、君は1つ重大なミスを犯しているよ?」
「何だと?」
「アトミックファインバーは見つからない。正確には私の体内にあるのだ。」
「図ったなブラックキャット。自分は死しても最悪引き分けに持ち込める。」
「それまでに君が私を倒せなければゲームオーバーだ。」
「聞いたかエスモリニー?アトミックファインバーはブラックキャットの体内にある。僕が上手く倒すから処理を頼む。」
「了解でーす!」
「ボムポイントが分かればこっちのもんだ。」
「随分私もなめられたものだな。ドゥーピングしてる私に勝てるのか?」
「ブラックキャット。覚えておけ、俺達STRSは、最後の一瞬まで諦めない。」
「悪あがきにも見えるが、どうやらそうでは無さそうだな。」
「時間がない。構えろブラックキャット。」
「おしゃべりに付き合っても良いがタイムオーバーだぞ。」
「ちょっとは腕を上げたんだろうな?」
「2回目だからな。同じ轍は踏まない。」
「楽しみだな。アトミックファインバー起動。残り60分。」
「そんだけアリャ楽勝だぜ。」
「お主が手を上げている様に私も腕を上げているぞ。」
遂に雌雄を決する時が来た。




