入学
初投稿です。変なところがあったらごめんなさい!
俺は、死神稜。
そして、ここは桜町。
千葉県の犬吠埼灯台から、二十キロ離れている人口五千人の離島だ。
この町は、住民のほとんどが学生で、将来の夢が軍人や、警察官といった人ばかりなのだ。
そういった学生を育てるのがこの「桜町国家育成学校」だ。
この町では実銃の使用が許可されていて、外出するときは、銃の携帯が義務付けられている。
そのため、銃を使ったテロもよくあることだ。
そんなこの町でぼくは、軍人になるため、この「桜町国家育成学校」に入ることになった。
入学式当日
「えーまず、みなさん入学おめでとうございます。」
「私は生徒会長の島田将です。」
「みなさん知ってのとうりここは警察官になったり、軍人になったりする人たちを育てる学校です。」
「そのため訓練内容も厳しいので、覚悟しておいてください。」
「さて、あまり長い話はしたくないので私からは以上です。」
「皆さん各自教室に戻ってください。」
「俺にがてだなーあの生徒会長。」
俺は、幼馴染の咲と話しながら教室に向かっていた。
「にしてもお前よくここ入れたよな。」
「女子の入学率十%なのに。」
「それほどでもないんだけどなー」
そうこう話しているうちに教室についた。
「全員集まったなー。」
「では自己紹介から。」
「今日からこのクラスの担任を任された巳愛美鈴だ。」
「これからよろしく。」
さて、まずは全員実力テストを受けてもらいます。
一つ目のテストの種類は実戦を想定したサバイバルゲーム。
他クラスと戦ってもらう。
制限時間は二時間。
エリアは桜町全域、建物への侵入は禁止。
ただし敷地内は許可する。
勝利条件は先に相手を全滅させるか、相手の旗をとった方が勝ちだ。
復活はなし。
いいか。
はい。
サバイバルゲーム
これは僕の一番得意とするものだ。
僕は子供のころからある能力を持っている。
それは一定範囲の相手の気配を感じ取ることがでた。
そのおかげで、サバイバルゲームはどこに敵がいるかは大体わかってしまうのだ。
それと射撃の腕がものすごく良いので、でサバイバルゲームは大体勝つのだ。
そして、もう一人。
そんなような能力を持っているのが、咲だ。
咲は、チートのように耳が良く、五キロ離れた音も感知できて、俺と同じぐらいの射撃の腕なのだ。
そんなわけでサバイバルゲームは一番得意なのだ。
「意外に広いよな、桜町。」
「そうだねー。」
「お互い頑張ろうな。」
「よろしくね、稜。」
「よろしく、咲。」
「さて、試験開始はヒトサンマルマル(十三時)
各自準備を済ませてかかるように。」
「では解散!」
さて、準備するか。
「では、サバイバルゲームスタート!」
さってと、やるか
「やろう!」
俺と咲は、サバゲー界では死神と呼ばれており、
百回に一回負けるか負けないかなのだ。」
敵は四十六人。
そのうち要注意人物が一人。
「赤坂敦」
世界射撃大会で三位という順位を獲得。
ちなみに自慢ではないが一位と二位は俺と咲である。
この一人さえ潰せば勝てる!
そう思っている内に一人倒されたと連絡が入った。
「早いな。」
「そうだね。」
「いきますか!」
「うい!」
二時間後
「よわ。」
「すごい弱かったね。」
「赤坂もさらっと倒せちゃったしな。」
「今年ははずれか。」
「何か言った?」
「いやなにも。」
結果は相手の全滅だった。
中盤までで俺と咲以外全滅だったが、そこから俺と咲の逆転が始まり、一気に相手を全滅に追い込んだ。
次の日
「さて、昨日のサバイバルゲームのランキングを発表する。」
五位 新野 翼
四位 大田 光
三位 赤坂 敦
二位 坂上 咲
一位 死神 稜
以上だ。
「さて、授業を始めるぞ。席に着け!」
放課後
「なあ咲、つけられてるのわかるか?」
「わかってる。」
少し遊んでやるか。
「大丈夫?」
「大丈夫だよ。」
「いざとなったら銃出すから。」
「まぁいいか。」
「そこの角を右。」
「左。」
「右。」
「右。」
「左。」
「右。」
「左。」
「左。」
「このままダッシュだ。」
「撒いた?」
「いや、撒けてない。」
「ホント?」
「ああ。ホントだ。」
「さて、どうするか。」
「声かけてみるか。」
「大丈夫?」
「まぁ大丈夫でしょ。」
「どちら様?」