【詩】詩の中に宿るもの
詩の中には死が宿り
詩の中には生も宿る
詩の中には色が宿り
詩の中には空も宿る
なにげない ことばのられつ そのなかに
昨日の大喧嘩と
明日の仲直りが
しずかに 息をひそめながら
ひっそりと 宿っている
ときに まっすぐに
ときに ぐねぐねと
声にならない こえを
さけんでいる
あなたには きこえるだろうか
詩に宿るこえが
たまにこうして詩を書くこともあります。
あまり難解なのは書けませんが、言葉のリズムや響きや構成やらを考えるのは割と好きです。